8月21日(水)から8月29日(木)にかけてギリシャのクレタ島コリンバリで行われた国際会議 8th International Conference on New Frontiers in Physics (ICNFP2019) にて，N研の博士後期課程の佐野祐太君が研究発表を行いました。
　この国際会議では高エネルギー加速器実験をはじめとして原子核実験，宇宙線，理論まで関連する幅広いテーマから研究者が集い，研究発表が行われます。会期中にはFuture Circular Collider (FCC)やInternational Linear Collider (ILC)などの将来計画に関する座談会も行われ，終始活発な議論が続きました。佐野君は，ヒッグス対生成事象について自身が主導して新たに行ったベクトルボソン融合過程由来の4b終状態の探索結果に加え，他の生成モードや終状態を用いた解析の最新結果を包含して議論を行い，それらの研究成果を報告しました。発表内容は以下からご覧いただけます。

佐野　祐太「Search for di-Higgs production at 13 TeV and prospects for HL-LHC」