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J-PARC ミュオンビームラインにて卒業実験を行いました

1月24日にJ-PARC MLFミュオンビームラインにて、学部4年生が卒業実験を行いました。 現在、レプトンフレーバーの非保存を示す崩壊モードであるμ→eγ探索が注目されています。 本卒業実験の目的は、このμ→eγ崩壊分岐比の上限を10-4の精度で測定することでニュートリノフレーバーの存在を検証することです。

学部4年生はJ-PARC MLFの大統計ミュオンビームを使用することで、この精度での崩壊分岐比の測定を目指して実験を行いました。 この測定のために、実験のシミュレーションから実験装置の設計、作成までを自分たちで行い、測定に臨みました。 現在、無事に測定を終え取得データの解析を行っています。

また、本実験を行うにあたり、KEKの加速器科学インターンシップの支援でJ-PARC MLFを利用させていただきました。 お世話になった方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。


実験装置セットアップの全体写真。
中央の円形の窓がミュオンビーム出射口であり、その直後の標的で崩壊したミュオン由来の粒子を左右の装置で捕らえ、エネルギー測定を行う。


(左)レーザーによる実験装置の位置較正の様子。
(右)データ収集を行っている様子。

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