12月1日(火)から3日(木)の3日間にわたり、N研主催の特別講義が行われました。 特別講義では、当研究室の研究分野に関連する分野の講師をお招きし、普段触れる機会の少ない分野の専門的な知識や最先端の研究に触れることを目的としています。 　　

今回の特別講義では、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)偏光観測実験や超軽量ダークマター探索実験に参加され、ミリ波計測の最先端で活躍されている田島治氏を京都大学よりお呼びして講義を行っていただきました。 本講義のテーマは「ミリ波でさぐる宇宙と素粒子の新物理」で、ミリ波探索で期待されるGUTスケールの新物理について、宇宙物理の基礎から測定器開発の話まで交えて大変興味深いお話をしていただきました。 また、オンライン開催を受けて設けられたコーヒーブレークでは、実験を渡り歩いた経験や実験技術を活かした革新的気象観測装置KUMODeSの開発にいたるきっかけなど様々なお話を聞くことができました。 　　

3日間に渡り大変貴重な講義をしてくださった田島さんにこの場を借りて感謝申し上げます。