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μ粒子、ミューオン、ミュー粒子

性質

質量105.658367±0.000004MeV
電荷1.602176 x 10 -19 クーロン (= 電子の電荷)
スピン1/2 (プランク定数を単位)
平均寿命2.197019±0.000021 マイクロ秒 (cτ=658.650メートル)
相互作用重力、電磁相互作用、弱い相互作用
主な崩壊μ- → e- νe νμ
発見年1937年
発見者カール・アンダーソン、セス・ネッダーマイヤー
発見した実験など宇宙線

歴史

  1937年にカール・アンダーソンとセス・ネッダーマイヤーが宇宙線の中から発見した。湯川秀樹によって提唱された核力を媒介する中間子(現在、π中間子と呼ばれている)と質量が近かったため、発見当初はその中間子だと勘違いされていた。しかし、核力が働かないことがわかり、質量以外は電子と全く同じ性質を持つレプトンの一種であることが判明した。現在は第2世代の荷電レプトンであるとしている(第1世代は電子、第3世代はタウ粒子)。

講釈、エピソード

  質量を除けば電子と同じ性質を持ち、電磁相互作用と弱い相互作用をするが、強い相互作用はしない。強い相互作用をおこさない、電子よりも200倍重いために物質との相互作用による電磁シャワーも起こしにくいことから、物質との透過力が優れている。宇宙を彷徨っていた一次宇宙線(陽子が主)が地球を通過する際、最終的に地上まで到達する荷電粒子の多くはμ粒子となる。


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Last-modified: 2010-06-02 (水) 07:40:22 (2754d)