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Σの性質

    Σ+Σ0Σ-
質量[MeV]1189.37±0.071192.642±0.00241197.449±0.030
クォーク組成uusudsdds
電荷+10-1
スピン111
平均寿命(8.018±0.026)×10-11(7.4±0.7)×10-20(1.479±0.011)×10-10
主な崩壊Σ+→pπ0(51.6%)Σ0→Λγ(100%)Σ-→nπ-(99.8%)
発見年1952年
発見者C.M.York / Brookheaven National Laboratory

Σ粒子について

陽子・中性子以外のバリオン(ハイパー核)です。 電荷が+1,0,-1の3種類がありますが、いずれもが最終的に陽子または中性子1個とπ中間子1個に崩壊します。 いずれも電荷に応じた第一世代のクォーク2つとsクォーク1つから成っています。sクォークを持っているので、「ストレンジネス」を持ったバリオンと言うことになります。

Σ粒子の発見

荷電Σ粒子は、1953年にYorkによる霧箱を用いた宇宙線観測実験で発見されました。この粒子は、霧箱中で崩壊するとV字型の飛跡を残す「V粒子」の一種と考えられ、当初はV1粒子と呼ばれていました。Σ粒子という名は、同年に開催された国際宇宙線会議にて決まったものです。 同年の11月に、Σ粒子がBNLの初代シンクロトロンであるCosmotronにて再発見されました。中性Σ粒子は1953年には存在が予言されていましたが、その寿命の短さから発見が遅れ、1956年に発見されています。


Last-modified: 2010-10-08 (金) 13:31:52 (2626d)