前置き

KLの発見や歴史的背景についてはK0(short)のページ参照

 KLの性質 

質量497.648±0.022MeV
電荷0
スピン0
平均寿命5.18±0.04 ×10-8 秒(光は約15m進む)
相互作用弱い相互作用、強い相互作用
主な崩壊下記参照
発見年1947年
発見者ジョージ・ロチェスター、クリフォード・バトラー
発見した実験など宇宙線実験

 主な崩壊について 

K0(short)のページにも記述があるように、K0(long)は

KL→3π0 , KL→π0π+π-

に崩壊します。この崩壊パターンからCP対称性の破れを検証するわけです。しかしKsと違って、この二つの崩壊を合わせても全崩壊パターンに対して約33%程度の確率でしか崩壊しません。ただそれに対してπとレプトンとνに崩壊する

KL→πeνe , KL→πμνμ

の確率が、Ksと比べて約1万倍程度大きいです。両者の崩壊は弱い相互作用からなっており、崩壊の前後でストレンジネスが保存していないことがわかります。この崩壊の確率の違いとして


Last-modified: 2010-07-11 (日) 20:01:51 (2710d)