Nagoya University High Energy Physics Laboratory - N-ken
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2010年3月30日

LHC - ATLAS : 世界際高エネルギー7TeV での実験開始!

2010年3月30日、実験開始予告通りに、 LHC 加速器は世界最高となる重心系エネルギー7 TeV でのビーム衝突に成功しました。 CERN から Press Releaseが発表されています。

また、 ATLAS Event displayにて ATLAS 検出器のイベントディスプレイがご覧いただけます。 特に"Animation"は、 検出器の事がよくわからなくても衝突のイメージが分かりやすく楽しめるとおもいます。

2010年3月24日

LHC加速器 : 30日に3.5TeV ビーム衝突の計画を正式に発表

3.5 TeV でのビーム周回に成功した LHC 加速器グループは CERN Press Release : "CERN sets date for first attempt at 7 TeV collisions in the LHC" にあるように、 今月30日にビームエネルギー3.5TeVでの初の衝突試験を行うと正式に発表しました。 当日には CERN 特設ページにて中継が行われる予定です。

私たちも検出器のハードウェア・ソフトウェア両面からのコミッショニング、 キャリブレーションを24時間態勢で進め、 目前に迫った実験開始に向け最後の詰めを行っています。

待ちに待った史上最高エネルギーでの実験開始に、皆さんご注目ください!

2010年3月20日-24日

日本物理学会にて研究成果を報告

岡山大学で行われた日本物理学会年次大会に N 研究室からはスタッフの居波准教授、森研究員と学生の 奥村、綱田、有田、今村が出席し これまでの研究成果を報告しました。

2010年3月19日

LHC加速器 : 世界最高エネルギー 3.5 TeV での陽子ビーム周回に成功!!

3月19日朝5時(現地時間)、 LHC 加速器は世界最高エネルギーとなる3.5TeVの陽子ビームの 周回に成功しました(CERN Press Release : "LHC sets new record – accelerates beam to 3.5 TeV")。

LHC 加速器は2010,11年の 2年間を重心系エネルギー7TeVで運転すると計画しており 、今回のコミッショニングはそのための重要なマイルストーンだといえます 。 現在も 3月末のビーム衝突の計画に沿って、ビームの調整が24時間休み無く 進められています。

2010年3月18日

第3回高等研究院レクチャー「宇宙への挑戦。」

明日3月19日、午後4時より野依記念学術交流館2Fホールにて 第3回高等研究院レクチャー「宇宙への挑戦。」が行われます。

N 研究室からは飯嶋教授が 「消えた反粒子の 謎に迫る:Bファクトリー実験における3つの発見」というタイトル で講演いたします。 定員200名、参加費無料ですので奮ってご参加ください。 詳しくは高等研究院 イベント・セミナーのご案内をご覧ください。

2010年2月28日

2010年 LHC 加速器始動

2010年初のビームが 2月28日午前2時、ATLAS 検出器に到達しました。 昨年同様、まず陽子ビームをATLAS 検出器上流140mの地点でビームパイプ内に設けた ターゲット(コリメータ)に衝突させ、 生成した二次粒子をATLAS検出器全体に入射する"スプラッシュ"が行われました。 私たちが主に関わっている TGC検出器でも、このイベントの検出に成功し 、現在タイミングアライメントなどの解析を進めています。

LHC加速器はその後ビームのリング周回に成功し、 今後は3月15日前後に重心系エネルギー900GeVでの の衝突を、3月末には7TeVでの衝突を予定しています。

2010年2月15-16日

修士論文発表会終了

2月12日〜13日にかけて修士論文の発表会が行われました。
N研究室からは、伊藤さんが「検出効率解析に基づくμ粒子検出器の高電圧・閾値電圧の最適化」、岸木さんが「ミュー粒子トリガー検出器における継続的な性能解析手法の構築」、椎塚さんが「エアロジェルRICHのためのマルチアノード型HAPD光検出器の開発研究」、神野さんが「光検出器MCP-PMTの長寿命化に向けた開発研究」、綱田さんが「シンチレーターを内蔵した新型光検出器の研究開発」、金子さんが「超低屈折率シリカエアロジェルを用いたチェレンコフ検出器の研究」という内容で発表しました。
そのときの様子はこちらです。

2009年12月

修士課程2次募集中

名古屋大学理学物理学教室では修士課程の2次募集を行っています( 詳しくは名古屋大学物理学教室をご覧ください)。 N 研ではやる気とガッツにあふれた学生の応募をお待ちしております。 N 研を志望される方は N研教授大島 (e-mail:ohshima@hepl.phys.nagoya-u.ac.jp) までご連絡下さい。研究室見学はいつでも歓迎です。実際に実験室をみて、 話を聞いて研究の雰囲気を感じ取ってください。

2009年12月

LHC - ATLAS 実験 2009年の総括

11月から運転を再開したLHC加速器は 12月8,14日には 世界最高の重心系エネルギー2.36TeV でのCollision に成功しました。 その後も順調にコミッショニングを進め 12月16日に2009年度の運転を完了し、 各実験を含め冬のシャットダウンに入りました。 2010年の実験開始は2月を予定しており、この限られた時間の中で 検出器のメンテナンスを進めなくてはならず忙しい年末年始になりそうです。

検出器の運転に並行して解析も進められており、piなどの粒子も"再発見"されています。ビームデータをはじめとする オフィシャルな結果は ATLAS wiki にてご覧いただけます(特に、各グループの"collision data"と名のつくリンク先にビームデータがあります。)。 また18日にはLHC加速器と、ATLASを含めた各実験グループからの報告が行われました。 CERN "LHC report" Indico ページ(各発表のスライドの他、"Video in CDS"にて発表の様子を動画でご覧いただけます。)

2009年11月30日

LHC加速器 : ビームエネルギー1.18TeVの世界新記録を達成

本日 LHC 加速器にては世界最高記録である 1.18TeV でのビーム周回に成功しました 。ビーム加速のコミッショニングは29日夜から進められ、LHC リングに入射された450GeVのビームを 徐々に加速させ、3時間後、両リングにて陽子ビームは1.18TeVに到達しました。 今後はまず一週間程度をかけて、これまでのコミッショニング用の低強度(O(10^9)/bunch) ビームから強度を上げ、その後衝突を目指します。 いよいよ実験開始が目前にせまり、スタッフ・学生一同、興奮と緊張の中で研究を進めています。
CERN プレスリリース "LHC sets new world record"

2009年11月27-28日

「多彩なフレーバーで探る新しいハドロン存在形態の包括的研究」 キックオフ研究会開催!

今年度に立ち上がった科研費新学術領域研究「多彩なフレーバーで探る新しいハドロン 存在形態の包括的研究」(領域代表:飯嶋 徹)のキックオフ研究会を、野依記念学術 交流館で開催しました。
66名の参加があり、Belle実験やLEPS実験で見つかったエキゾ チック粒子の研究に関する活発な議論が行われました。詳しくは研究会ホームページをご覧ください。
新学術領域研究「多彩なフレーバーで探る新しいハドロン存在形態の包括的研究」の ホームページはこちら

2009年11月23日

LHC-ATLAS 実験・重心系エネルギー900GeVでのビーム衝突に成功!!

ビームコミッショニング再開からわずか3日目の今日 、ATLAS 実験ホールにて450GeV 同士の陽子ビームの衝突に成功しました。 ATLAS 公式ウェブページ(英語) にてイベントディスプレイがご覧いただける他、 CERN プレスリリース ではATLASスポークスパーソンやCERN所長のコメントが取り上げられています。 今後はビームのエネルギー・強度を上げてゆき、 クリスマスまでに両ビーム 1.2TeVでの衝突を目指します。
いよいよ実験が本格稼働を始め 一時たりとも気を抜く事ができません。 今後も現場最前線から研究成果を紹介できるよう頑張っていきます!

2009年11月20日

LHC 運転再開・ATLAS検出器でのビーム由来粒子の検出に成功!


メンテナンスを進めてきたLHC加速器が遂に運転を再開し、ATLAS 検出器でも ビームの二次・三次粒子粒子の検出に成功しました。 コントロールルームにはビーム到着を待ち望んでいた研究者たちが詰めかけ その瞬間を固唾をのんで見守り、 イベントディスプレイにビームイベントが表示されると 歓喜の声がわき起こりました。
当日のコントロールルームの様子やイベントディスプレイは ATLAS 公式ウェブページ(英語) でご覧いただけます。
今回のビームデータにより これまで進めて検出器のハード・ソフト両面からの構築、 また宇宙線を使っての検出器コミッショニングが正しく進められてきた事が確認できました。 しかしまだまだ気を抜く事はできません。 現場の緊張した空気の中、 2週間後に予定してる900GeVでの衝突、さらにそれに続く 高エネルギーでの実験開始に向け研究を進めています。

2009年10月5-9日

ICATPPでのATLAS ミュー粒子検出器コミッショニングの最新成果報告

イタリア・コモで行われた国際会議 ICATPP(International Conferenceon Advanced Technology and Particle Physics )に高橋さんが出席し、ATLAS Muon Spectrometer - Status and Performance」というタイトルでスイス・CERN研究所で進めているATLAS 実験のμ粒子検出器のコミッショニング最新成果報告をおこないました。
その際の様子をこちらでご覧いただけます。

2009年10月2,3日

学術創成研究 タウレプトン物理の新展開 研究会 2009の開催

岐阜県大野郡白川村城山館において、 タウレプトンやB中間子物理をはじめとするフレーバー物理、そしていよいよ最初の衝突が間近に迫ったLHC ATLAS実験など、 研究の最近の進展と今後の展開を議論することを目的に、研究会を開催しました。

2009年8月31日

大学院一般選抜入試結果発表

8月27日から行われた一般選抜入試の結果が 物理学研究室の入学試験情報のページ で発表されています。

2009年8月27日

大学院一般選抜入試

名古屋大学理学部では8月27日より一般選抜入試を予定しています。 願書提出など詳細は こちらをご覧ください。
N研では、やる気とガッツにあふれた学生の応募をお待ちしております。 N研を志望される方は、 N 研教授大島(ohshima@hepl.phys.nagoya-u.ac.jp) までご連絡下さい。

2009年6月13日

第17回名古屋大学理学懇話会の開催

6月13日(土)13:30(開場:12:30)より名古屋大学野依記念学術交流館カンファレンスホールにおいて、 第17回名古屋大学理学懇話会「小林・益川理論を超えて」が開催され、 戸本准教授が「未知なる素粒子世界への挑戦〜CERN LHC実験の現状〜」をいうタイトルで 講演を行います。 参加費は無料で当日先着順200名になっております。 詳しくはこちらをご覧ください。

2009年6月6日

名大祭で研究室公開

6月6日(土)13:00〜17:00に理学部C館5階において、研究室公開を行います。 名古屋大学の先輩である小林先生、益川先生がノーベル賞を受賞し、素粒子とその実験が注目されています。 世界最先端の研究である素粒子とその実験について紹介します。ぜひ、お越しください。

2009年4月1日

2009年度始動

新M1として5名が加わり、本日より新体制がスタートしました。

2009年3月27日〜3月31日

日本物理学会第64回年次大会@立教大学

日時 3/27(土)〜3月30日(月)
場所 立教大学

第64回年次大会が立教大学池袋キャンパスで行われました。N研からは、スタッフの早坂、宮崎が学生からはM2の長谷川、M1の椎塚、綱田の計5名が日々の研究成果を 発表してきました。

2009年2月12日
〜2月13日

修士論文発表会終了

2月12日〜13日にかけて修士論文の発表会が行われました。N研究室からは、臼杵さんが「Belle実験におけるτ-→ K*(892)0K-υτ崩壊の精密測定」、栗本さんが「新型粒子識別装置TOPカウンターのビームによる特性研究」 、長谷川さんが「ATLAS μ粒子トリガーシステムの最終動作検証」という内容で発表しました。とても分かりやすく工夫された発表で、 これまでの集大成といえるようなすばらしい発表でした。 そのときの様子は こちらです。

2009年
3/5

Glasgow大学の Morgan Murray 氏によるセミナーが開催

Glasgow大学のMorgan Murray氏 によるHadron physics at Glasgow univ.というタイトルで セミナーが開催されました。 Glasgow大学実験グループの紹介から、同グループがデータ解析を行っているハドロン物理(特にDeeply Virtual Compton Scattering processの解析を中心に)、さらに、次の計画であるドイツGSI研究所で行われるPANDA実験について、発表していただきました。

2009年
2/23

卒業論文の発表会

2月23日にN研で4年生4名の発表が行われました。 無事終了しました。

2009年
2/18〜2/21

GCOE winter schoolで長谷川くん、ベストスチューデント賞受賞

2/18〜21に三重県伊勢志摩で行われた GCOE winter schoolで、M2の長谷川くんがベストスチューデント賞を受賞しました。 おめでとうございます。

2009年
2/12〜2/13

修士論文の発表会

2月12日〜13日にかけて修士論文の発表会が行われました。N研究室からは、臼杵さんが「elle実験におけるτ-→ K*(892)0K-υτ崩壊の精密測定」、栗本さんが「新型粒子識別装置TOPカウンターのビームによる特性研究」 、長谷川さんが「ATLAS μ粒子トリガーシステムの最終動作検証」という内容で発表しました。とても分かりやすく工夫された発表で、これまでの集大成といえるようなすばらしい発表でした。 そのときの様子は こちらです。

2008年
12/9

益川、小林先生 ノーベル賞受賞講演

12月10日のノーベル物理学賞受賞式を前に、 益川敏英名古屋大学特別招聘教授小林誠KEK名誉教授が受賞記念講演を行われました。 小林先生は、名古屋大学で生まれた坂田模型から、Belle実験の活躍などを交えながら、 CP対称性の破れを説明する小林・益川理論の構築と確立に至る歴史を振り返り、 益川先生は物理学者を志したきっかけが、高校時代に触れた 坂田模型 の新聞記事だったことや、6クォークのモデルを入浴中に思いついたエピソードなどを話されました。

2008年
10/10,10/17

「小林・益川の理論とは?」解説講演会開催!

10/10は一般向けに、10/17は学生向けに"祝・ノーベル賞受賞「小林・益川の理論とは?」"を開催し、 無事に終了しました。大勢の方にお越しいただき、誠にありがとうございました。 当日の雰囲気についてはこちらをご覧ください。 また、この講演会に対してのアンケート結果についてはこちらをご覧ください。

2008年
10/7

益川敏英名古屋大学招聘教授、小林誠KEK名誉教授がノーベル賞受賞

名古屋大学の素粒子理論の代名詞とも言えるフレーバ物理の一翼を担う 小林・益川理論の業績で、名古屋大学の先輩である 小林誠KEK名誉教授、益川敏英名古屋大学招聘教授がノーベル賞を受賞しました。 クォークが3世代6フレーバあることを予言したこの理論は、 N研が強力に推し進めているBファクトリー実験において実験的精密検証が行われてきました。 特に、この理論による「CP対称性の破れ」現象は、このBファクトリー実験で実験的解明がなされました。 (N研B物理解析グループ紹介ページ

2008年
9/10

LHC加速器始動開始

欧州CERN研究所では、 周長27kmのLHC加速器内に陽子ビームを周回させることに成功した。 この一大イベントを一目見ようと、 LHC加速器やATLAS実験コントロールルームはいつもの見慣れた研究者 だけでなく、世界各国の約250の報道陣が詰めかけた。 図は、ATLAS検出器で初めて捉えたビーム通過時のデータである。 これから、CERNでは、LHC加速器内での陽子ビームの加速や、 10TeVの陽子・陽子衝突に向けて、加速器の最終調整がどんどん 進められていく予定である。 我々もATLAS検出器の最終調整を加速させて実施している。 初の陽子衝突は10月に実施される予定で、ヒッグス粒子発見に向け、 いよいよスタートが切られた。

2008年
9/8

実験開始に向けATLAS 実験ホール閉鎖

これまでコミッショニング(他の検出器と合わせての統合試運転)を行い 問題箇所の洗い出しを進めてきましたが、 来る9月10日の LHC トンネルへの陽子ビーム入射に向けATLAS 実験ホールが閉鎖されました。 いよいよ実験が始まります!! 左はTGC Japan のメンバーと撮った ATLAS Close 直前の TGC をバックにした記念写真です。

2008年
8/26〜27

一般選抜試験

一般選抜試験が8月26,27日に行われます。出願期間は8月4日~8月6日となっています 。 詳細・募集要項は「物理学教室 一般選抜試験」を参照してください。 N 研では、やる気とガッツにあふれた学生の応募をお待ちしております。 N 研を\志望される方は、 なるべく早い時期に N 研教授大島 (e-mail:ohshima@hepl.phys.nagoya-u.ac.jp) までご連絡下さい。研究室見学はいつでも歓迎です。実際に実験\\室をみて、話を聞いて研究の雰囲気を感じ取ってください。

2008年
7/19〜20

自己推薦入試終了

自己推薦入試が7月19,20日に行われ、N研究室への志望者は5人が合格しました。

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