Nagoya University High Energy Physics Laboratory - N-ken
2018年
3月26日

日本物理学会にて研究成果を報告しました。

3月22-25日に東京理科大学にて日本物理学会第73回年次大会が行われました。N研からは13名が研究の成果を報告しました。

<一般講演>
松岡 広大 「PMT光電面の光学特性と量子効率の角度・偏光依存性」
佐野 祐太 「LHC-ATLAS実験Run-2における2つのジェットと4bクォークの終状態を用いた重いヒッグス粒子の探索
Dmitry Neverov 「Search for magnetically charged particles with Belle II
川口 智美 「高輝度LHC-ATLAS実験環境下におけるTGC検出器によるμ粒子飛跡トリガーレートの評価
都築 識次 「Belle II TOPカウンターの統合宇宙線テストにおける光子伝搬の検証結果
伊藤 秀一 「高輝度 LHC-ATLAS 実験に向けた TGC 検出器の前段読み出し回路のシステム開発
奥藤 陸矢 「Belle II実験TOPカウンターの光検出器増幅率の較正と信号弁別効率の評価
須江 祐貴 「J-PARC muon g-2/EDM 実験:崩壊陽電子飛跡を用いたミューオンビーム分布の測定手法の開発
千賀 智史 「Belle II実験 TOPカウンターの宇宙線データを用いた時間原点較正
林田 翔太 「LHC-ATLAS実験Run-3に向けたマルチスレッディング実装フレームワークでのハイレベルミューオントリガー開発
平田 光 「Belle II実験における\( \Lambda \to p\pi^{-} \)過程を用いた陽子識別効率の評価法の開発

<シンポジウム講演>
Alessandro Gaz 「Determination of angles and sides of the CKM Unitarity Triangle from B-meson decays

<日本物理学会若手奨励賞受賞記念講演>
廣瀬茂輝(現フライブルグ大研究員) 「Measurement of the Branching Fraction and Polarization of \(\tau\) Lepton in the Decay \( \bar{B} \to D^{*}\tau^{-}\bar{\nu}_{\tau} \) at the Belle experiment
2018年
1月29日

Physical Review D 誌に投稿論文が受理されました。

N研の加藤悠司特任助教が筆頭筆者として執筆した論文 "Measurements of the absolute branching fractions of \( B^{+} \to X_{c\bar{c}} K^{+} and B^{+} \to \bar{D}^{(\ast) 0} \pi^{+} \) at Belle" [arXiv:1709.06108] が Physical Review D 誌に受理されました。
本研究では、\(B^{+}\)中間子が \(K^{+}\)中間子と様々なチャーモニウム (チャーム、反チャームクォークの束縛状態)に崩壊する分岐比の測定を行いました。 その結果、\(X(3872)\)と\(X(3915)\)という通常のチャーモニウムとは異なる性質を持つ エキゾチックハドロンへの崩壊分岐比に対して、世界で最も厳しい制限をつけました。 また、\(\eta_{c}(2S)\)への崩壊分岐比に対して、世界で初めて有意な測定を行いました。 この結果は、これらチャーモニウムに対する理解に対して大きく貢献するものです。
2018年
1月29日

小野木宏太君の学位申請論文公聴会が行われました。

1月29日に、小野木宏太君の博士学位申請論文公開講演会が開催されました。小野木君は以下の題目でALTAS実験における超対称性粒子探索の解析結果を発表しました。 なお本研究に関するプレプリントをこちらからご覧いただけます。 講演会とその後のお疲れ様会の写真はこちらからご覧いただけます。
題目:Search for scalar top-quark pair-production of compressed SUSY scenarios in the final state involving one lepton, jets, and missing transverse energy in pp collisions at √s = 13TeV with the ATLAS detector
2017年
12月2日

N研卒業生の廣瀬茂輝さん(現フライブルグ大研究員)の博士学位論文が2017年度高エネルギー物理学奨励賞、並びに日本物理学会若手奨励賞(素粒子実験領域)を受賞!

N研卒業生の 廣瀬 茂輝 さん(現フライブルク大研究員)が本研究室で執筆した博士論文が評価され、
今年度、第19回高エネルギー物理学奨励賞、日本物理学会第12回若手奨励賞(素粒子実験領域)を受賞しました。 おめでとうございます! 廣瀬さんはBelle実験において、新物理の徴候が見えることで注目を集める B → D*τ-ντ 崩壊に対し、これまでにない解析を試みると同時に、世界初のτ偏極度測定を行いました。今回の受賞は新たな解析を可能にしたアイディアと将来のBelle II 実験への展望を示した成果が認められたものです。

受賞論文、関連するWebページは以下からご覧いただけます。
"Measurement of the Branching Fraction and Polarization of the τ Lepton in the Decay B → D*τ-ντ at the Belle Experiment"

高エネルギー物理学奨励賞 (2017年度 詳細) 日本物理学会若手奨励賞
2017年
11月9日

Flavor Physics Workshop にて、N研の学生が賞を取りました!

10月30日~11月2日にかけて、神奈川県三浦市で「Flavor Physics Workshop 2017 (FPW2017)」が開催され、本研究室の修士1年の須江くんがベストトーク賞を、同じく修士1年の平田さんがベストポスター賞を受賞しました。おめでとうございます!
FPW2017のホームページはこちらからご覧頂けます。

2017年
11月9日

3年生研究室見学が行われました。

10月23日(月)に3年生の研究室訪問がありました。14名の3年生が参加してくれました。 当日の様子はこちらからご覧頂けます。
2017年
11月9日

ホームカミングデーで展示を行いました。

10月21日(土)の名古屋大学ホームカミングデーにて、研究内容の展示を行いました。たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。当日の様子はこちらからご覧頂けます。
2017年
9月17日

日本物理学会にて研究成果を報告しました。

9月12-15日に宇都宮大学にて日本物理学会2017年秋季大会が行われました。N研からは7名が研究の成果を報告しました。

<一般講演>
 Alessandro Gaz「Sensitivity of the Belle II Experiment to Time-dependent CP Violation in B decays
 加藤悠司「Belle実験におけるB→KXcc崩壊の分岐比測定」
 前田陽祐「Belle II実験におけるe+e-→π+π-反応断面積精密測定のための粒子識別の研究
 Dmitrii Neverov「Prospects of the TOP counter calibration in the Phase II of Belle II
 室山玄太「MCP-PMTの光電面寿命に対する印加電圧および内部残留ガスの影響と測定
 川口智美「高輝度LHC-ATLAS実験に向けたTGC検出器によるμ粒子飛跡トリガーアルゴリズムの開発と性能評価
 都築識次「Belle II測定器の統合宇宙線テストにおけるTOPカウンターの動作検証
2017年
9月9日

Nuclear Inst. and Methods in Physics Research, Aに論文が掲載されました。

博士後期課程の佐野祐太君が筆頭著者としてまとめた論文「Subnanosecond Time-to-Digital Converter Implemented in a Kintex-7 FPGA」が、Nuclear Inst. and Methods in Physics Research, Aに掲載されました。高エネルギー素粒子実験では、ドリフトチェンバー検出器等において、時間分解能O(0.1) nsの時間計測回路が必要となります。本研究では、Xilinx Kintex-7 FPGAを 用い、最高分解能0.1 nsの8チャンネル可変計測回路を開発しました。高性能クロック制御回路を駆使し、配線遅延を制御することで、ビン幅較正不要・温度依存なしの安定的回路を実現しました。また、同じFPGAを用い、時間分解能を悪化させずに256チャンネルまで拡張可能なことを示しました。本回路は、ATLAS実験の新型μ粒子計測回路の候補として、今年度中に発行予定の新システム技術仕様設計書で取り上げる予定です。
2017年
8月21日

オープンキャンパスにて研究室公開を行いました。

8月10日(木)の名古屋大学オープンキャンパスにて、N研の研究室公開を行いました。多くの方にご来場頂き、ありがとうございました。当日の様子はこちらからご覧頂けます。
2017年6月6日

国際会議Blois 2017にて、研究成果を報告しました。

5月28-6月2日にフランスのブロワで行われた国際会議Rencontres de Blois 2017にて、N研の廣瀬茂輝研究員がBelle実験におけるB→D(*)τν崩壊測定の最新結果について講演しました。スライドは以下からご覧頂けます。

 廣瀬茂輝 「 Recent B→D(*)τν studies at Belle
2017年5月31日

国際会議TIPP 2017にて、研究成果を報告しました。

5月22-26日に中国の北京で行われた国際会議International Conference on Technology and Instrumentation in Particle Physics 2017 (TIPP 2017)にて、N研の松岡広大特任准教授がBelle II実験の粒子識別装置TOPカウンター用の光検出器MCP-PMTの寿命改善について、川口智美さんが高輝度LHC-ATLAS実験に向けたμ粒子トリガーのトリガー回路と読み出し回路のアップグレードについて講演しました。スライドは以下からご覧頂けます。

 松岡広大 「Improvement of the MCP-PMT performance under a high count rate
 川口智美 「Upgrade of the ATLAS Thin Gap Chambers Electronics for HL-LHC
2017年5月08日

Physical Review Letters誌に投稿論文が受理されました。

N研究室の廣瀬茂輝研究員が筆頭著者としてまとめた論文「Measurement of the τ lepton polarization and R(D*) in the decay B→D*τν」[arXiv:1612.00529]がPhysical Review Letters誌に受理されました。廣瀬研究員はBelle実験において、τレプトンのハドロニック崩壊を終状態としたB→D*τν崩壊の測定を主導してきました。このB中間子崩壊は、τレプトンに結合をもつ新物理に感度があると予想されています。本測定では、世界で初めてτレプトンのハドロニック崩壊のみを使って崩壊分岐比を決定するとともに、本崩壊モードにおけるτレプトン偏極度の世界初測定に成功しました。
2017年4月12日

Belle II測定器の「ロールイン」が完了しました!

Belle II測定器をSuperKEKB加速器のビーム衝突点まで移動させるロールイン作業を4月11日に行い、 無事に完了することができました。
(詳しくは こちら のKEKプレスリリースを御覧下さい)

これはBelle II実験開始に向けた大きな一歩となります。

作業の様子は株式会社ドワンゴが運営する動画配信サービス「ニコニコ生放送」にて実況生中継され、本研究室の飯嶋徹教授も出演しています。
(現在も こちら から視聴できます)
2017年4月3日

新歓サイエンスカフェにて展示をおこないました。

理学部新歓サイエンスカフェにおいてポスターの展示とイメージインテンシファイアの実演を行い、理学部1年生向けの研究紹介を行いました。当日は多くの新入生に来ていただけました。当日の様子はこちらからご覧いただけます。
2017年4月1日

2017年度スタート

本日より、新たにM1として6名、B4として6名が加わり、新年度がスタートしました。 本年度もよろしくお願いいたします。
Nagoya University High Energy Physics Laboratory - N-ken