タウ・レプトン物理研究センター セミナー・コロキウム

日時:2011年4月25日(月) 14時00分
場所:B4講義室

講師:松岡広大氏 (名古屋大学研究員)

題目:T2Kニュートリノ振動実験の1年目の結果

概要:
T2K実験は、J-PARCの大強度陽子ビームを用いてニュートリノビームを生成し 295km離れたスーパーカミオカンデで観測する、長基線ニュートリノ振動実験である。 ニュートリノ混合角θ23を精密に測定すること、また上限値しか与えられていない θ13を測定するとこで、レプトンセクターにおけるフレーバー混合の描像を解明する ことが本実験の目的である。 T2K実験は、2010年1月より物理データ収集を開始した。本セミナーでは、最初の 半年間のデータから得られた結果について述べる。

名古屋大学 タウ・レプトン物理研究センター

Nagoya University Tau-Lepton Physics Research Center

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