つゆだく

Last-modified: 2011-02-25 (金) 11:33:26 (4810d)

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つゆだく作戦 †

つゆだく作戦が自分のなかで盛り上がりをみせている！すぐに気持ちがくじけるので、ぼちぼちやります。

つゆだく作戦
ROOTでGUI
- rootのライブラリを使ってスタンドアローンなプログラム
ROOTGUI関係のクラス
DB関係

参考にさせていただいたりしたページ。ありがとうございます。
岡山大内藤さんのページ
 神戸大(くすもとさん？)の方のページ

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ROOTでGUI †

基本的なことからメモ。

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rootのライブラリを使ってスタンドアローンなプログラム †

C++で書いたやつにROOTのGUIを組み込むイメージ。
コンパイルするときにROOTのCINTに作るクラスを登録?する必要があるみたい。そうしないと、ボタン押したら発動するスロットDaqさんが

slot Daq() does not exist

とかって怒られる。
やりかたはたとえばこう。MyMainFrameというGUI用のクラスを作ったときに、test.ccとtest.hというのを定義したとする。こんときに、たとえば

#pragma link C++ class MyMainFrame;

と書いた適当なファイル(例:test_LinkDef.h)を作成して、以下のコマンドをうつ。

rootcint -f test_dict.cc -c test.h test_LinkDef.h

そうするとディクショナリtest_dict.ccというソースコードが自動生成されるので、これをいっしょにコンパイルしてやる。例。

g++ `root-config  ------(略) ` -o test.o test.h test_dict.cc

これでいけた。

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ROOTGUI関係のクラス †

わけわかめ。いみとろろ。

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TGTextEntry †

文字列入力を受け付けるボックスを設置する。

宣言例。

TGTextEntry *te_pmt = new TGTextEntry(input_frame , "Sugoi PMT" );

input_frameが設置したいフレーム。"Sugoi PMT"は最初に表示しておく文字列。
たとえば、この文字列の場所を調整したいときは、

te_pmt->SetAlignment(kTextRight);

のようにする。
このときに入力する引数はTGWidget::ETextJustificationで定義されたもので、

kTextLeft     左揃え
kTextRight　　右揃え
kTextCenterX  中央揃え
kTextTop      上方にテキストを配置
kTextBottom   下方にテキストを配置
kTextCenterY  中央に配置

というような感じ。

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TGTextButton †

ボタンのためのクラス。

宣言例

TGTextButton *daq = new TGTextButton(hframe,"&DAQ Start");

これは、hframeというフレームの上にボタンを作るという意味。そのボタンには"DAQ Start"と入っている。&はホットストリング化するって意味で、これをすればホットキーになる。

daq->Connect("Clicked()","MyMainFrame",this,"Daq()");

これでシグナルをスロットに接続する。これは押されたときに呼び出される関数などを指定してやるもので、この場合たとえばDaq()を呼び出す。
ボタンの大きさを変えるときには

daq->SetMargins(left margin , right , up , down );

を使う。

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TGLayoutHints †

ウィジェットのレイアウトのためによく使うクラス。

TGLayoutHints( レイアウトタイプ, 左側スペース, 右側スペース, 上部スペース, 下部スペース )

レイアウトタイプはいろいろ定義されていて、次のようなものから選ぶ。

kLHintsTop 	上揃え
kLHintsBottom 	下揃え
kLHintsLeft 	左揃え
kLHintsRight 	右揃え
kLHintsCenterX	中央揃え(x方向)
kLHintsCenterY	中央揃え(y方向)
kLHintsExpandX	x軸方向に伸ばす
kLHintsExpandY	y軸方向に伸ばす

複数つなげたいときは「|」でつなぐ。たとえば、

fMain->AddFrame(fEcanvas , new TGLayoutHints(kLHintsExpandX| kLHintsExpandY,10,10,10,1))

とかいうふうにウィジェットを定義するときに一緒によく使う。

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TGNumberEntry †

数字入力ボックスのためのクラス。角度、日時、16進数などいろいろなスタイルがサポートされている。

kNESInteger　　整数値
kNESRealOne　　数字1個の実数(指数なし)
kNESRealTwo　　数字2個の実数(指数なし)
kNESRealThree　数字3個の実数(指数なし)
kNESRealFour　数字4個の実数(指数なし)
kNESReal　　　任意の実数
kNESDegree　　度：分：秒での角度のフォーマット
kNESMinSec　　分：秒での時間のフォーマット
kNESHourMin　　時：分での時間のフォーマット
kNESHourMinSec　時：分：秒での時間のフォーマット
kNESDayMYear　　日：月：年での日付のフォーマット
kNESMDayYear　　月：日：年での日付のフォーマット
kNESHex　　　　16進数

また、属性として次のものが指定できる。

kNEAAnyNumber　　どんな数でも許される
kNEANonNegative　負でない数だけが許可される
kNEAPositive　　整数だけが許可される

さらに、明示的な限界を指定できる。

kNELNoLimits　　制限なし
kNELLimitMin　　下限のみ指定
kNELLimitMax　　上限のみ指定
kNELLimitMinMax　上限、下限ともに指定

宣言は次のように行う。

TGNumberEntry *aho = new TGNumberEntry(親ウィジェット , 0.005 , 9 ,kENTRY1 , スタイル , 入力値のフィルタ , 限界の指定 , 限界値);

具体例。

TGNumberEntry *aho = new TGNumberEntry(fMain , 0.005 , 9 ,kENTRY1 , TGNumberFormat::kNESRealThree , TGNumberFormat::kNEAAnyNumber , TNumberFormat::kNELLimitMinMax , -1.0 , 1.0);

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DB関係 †

最近のlinuxには標準DBとしてPostgreSQLというのが入っている。hippopoとかにも入っているので、これを使ったら楽ちんかな。
便利リンク。->atmarkIT連載記事
文献->楽天

Author
名古屋大学大学院理学研究科
高エネルギー物理学研究室
有田　義宣
Yoshinori Arita

Mail:aritaアットhepl.phys.nagoya-u.ac.jp

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