測定器関係

Last-modified: 2011-03-02 (水) 17:08:20 (4805d)

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シリアル通信 †

シリアル通信の備忘録。

minicom †

RS232Cの制御がうまくいかない。(→結局改行コードの設定の間違いだった・・)
急ぎなので、RS232C経由でステッピングモータをコントロールするために、テストがしたい。minicomという簡単にRS232Cをコントロールするソフトがあるので、それで試してみる。使い方はめちゃくちゃ簡単で、とにかく　Ctrl+A →　Z でほとんどすべてが分かる。
マクロを書いてみた。

動いたのは良いが、minicom自体を殺すことができず、自動化に組み込むには難しい…。(もちろん、わざわざminicomを呼び出すことは邪道だけども)そのくらい機能でつけといてほしいなー。そんくらい自分で書けってことか…？
調べても、やっぱりできている人はいないみたいだ。何か楽なやり方がないのかなぁ…。

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kermit †

minicomよりも、より高機能らしいkermitを使ってみる。こちらを参考にさせていただいた。
slashdot
DOS でパソコン通信していた人に捧げる:Linux でパソコン通信する方法

とりあえず、.kermrcで通信の設定は行う。手打ちでコマンド送受信の確認。OK。
んで、マクロを書いてみる・・・が、エラーでだめ。なんで・・・？

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実験便利ツール †

実験のために適当に作ったりした便利なツールなんか。

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寿命測定 †

寿命測定のためのソフトウェアを作った。場所はlullabyの下にある。
マニュアルはこのファイル→lifetime_manual.doc
DAQ自体はkihon.ccをいじったものを使っている。そこから出てきたrootfileを次の
analysis.C→ analysis.C
apply.C→ apply.C
mkplot.C→　mkplot.C
で解析する。
これらのファイルはそれぞれ「解析」して、「反映」させて、「プロットを作る」役割を持っている。
データはlifetime.confファイルを参照にして解析を行っている。解析するときには、このconfファイルを編集してから実行することになる。
confファイルを簡単に編集できるGUIソフトを作った。→mkconf.C
これはmkconf.Cと同じディレクトリにあるlifetime.confを読み込んで初期値として表示して、編集したあとOKをクリックすれば新しく書き出される。実行は

root -l mkconf.C

で良い。
=>CentOSのUWSでは動いたが、Fedoraのlullabyではvector<TSTring>が上手く動いていないみたいでこける。原因は分からず。TListを使うことで対処する。mkconf_2.C

最終的には解析プログラムも全部GUIに組み込みたい。

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基本測定(ADC,TDCでのDAQ) †

以前まではCAMACでのDAQはまずバイナリで保存して、それをhbookなりrootなりの形へconvertしていた。それはそれで保存の観点では良いのかもしれないが、毎回一手間二手間かかってたので、直接rootファイル形式で書き出してやるプログラムを書く。
ヘッダファイル→kihon.h
ライブラリ→kihon_lib.cc
プログラムソース→kihon.cc

んで、ついでに可動台もRS232C経由で動かしてスキャンしてやれるようなプログラムも作る。
プログラムソース→kihon_scan.cc
上記のヘッダファイルとライブラリも必要。(もちろんROOTライブラリを使える環境が必要なのは言うまでもない)

CAMAC関係の設定などは全部Kihon.hに書き込めば良い。またちょくちょく改良していく予定。これでちょっとは楽になったかな。

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SCALER(CAMAC)のDAQプログラム †

12bitの100MHzscalerのためのDAQプログラムを作った。
scaler.cc
使い方は、引数にscalerを取りたい秒数を指定する。もしchannelを変えたいときにはNchを変えてコンパイルすればOK。

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可動台を動かすプログラム †

もっともシンプルに、指定しただけ指定した方向に可動台を動かすプログラムを作った。
move.cc

usage : ./move [mode:1->horizontal mobirity 2->vertical mobirity] [pulse number]

使い方は上のとおり。第一引数は縦か横かを指定、第二引数でpulsenumberを指定してやる。たとえば、hippopotamusのset upでは、縦軸は1um/pulseで横軸は2um/pulseである。
これを組み合わせれば簡単にスキャンができる。

スクリプト例。

#!/bin/sh
　　
count=0
while [ $count -le 30 ]
do
       echo "No.$count \n"
       
       ./daq.csh < en.dat
       ./move 1 250
　　
       count=`expr $count + 1`
done

en.datにはdaq.cshの引数を適当に入れておく。この場合は30回0.5mm間隔で測定していく。

(2010.12.7)
新しく導入したDELLのマシン(CPU:centrino2)で使ってみる。が、Recv232C()の関数でreadしにいくところで、どうにも-1ばかりが返ってくる。
原因を調べた結果、usleepの間隔を長くする(usleep(100000)以上)ことで解決。たぶんusleep自体か、readにかかる時間か、loopを処理する時間自体かが早すぎて、これまでのsleep時間では短すぎたのだろう。シリアル通信のバッファに文字がたまりきるまでにreadしてしまっていたとか？
とにかく、新しいPCでシリアル通信をやるときは、十分な時間待つべしと学ぶ。

(2011.3.2)
preludeで稼働台設定。このときはなぜかttyS0を設定するとOpenできない問題。いろいろ見てみたが、結局シリアルデバイスがdisable状態になっていたのが原因。
再起動してBIOS画面でenableに変更すると通信できた。ちなみにケーブルはストレートケーブルだった。

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data2hbk †

なんせ時間が限られているのだから、あんまり微に入り細に入りやってるわけにはいかないんだけど、やっぱり自分の使っている測定装置くらいは熟知しておきたい。
daqプログラムでCAMACから持ってきたデータはbinaryにしてdatファイルに詰め込まれる。それをdata2hbkでhbook形式に直して、なおかつ最近はroot形式に直すのがみんなお世話になっているjidou.csh。
dataからhbkに焼き直すのはやっぱりdataの形式を知っていなければいけないんだけど、それさえ知っていれば意外と簡単なものである。居波さんが作ってくれた、ほぼ何にも加工せずにADC,TDCモジュールのchannelデータを返してくれるdata2hbkのソースがこれ。data2hbk0.cc
やっぱり知っている人のプログラミングを隣で見るのはとても勉強になるな…。富○通の人からもいっぱい盗める。

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HV分圧計算 †

浜ホトの分圧を再現するときに、いちいち手で計算するのがめんどくさい。厳密じゃなくてもいいけど、やっぱり厳密なほうが良い。ということで、MCPにかけるデフォルトの電圧を勝手に計算してくれるプログラムを作った。
mcp-HV.cc
とか言ってただの四則演算なので、大したことしてない。

一応膜なし、前段膜、後段膜のHV分圧に対応。使い方は、膜のタイプを選んでかけたい電圧をinputすると各々の場所の電圧を出力する。
後段膜のときには、もっと楽するために今のセットアップで何Vに設定すればいいかを計算して出してくれて出力するようにしている。超ローカルな情報です。

使用例）

$> mcp-HV               
please input the type of MCP!
* 0 : w/o Al
* 1 : w/ Al 1st layer 
* 2 : w/ Al 2nd layer
2
please input HV [V]
3600
w/ Al 2ndlayer type MCP..(HV=3600)
P.C - 1stMCPin = 188.64
1stMCPin - 1st MCPout = 943.2
1stMCPout - 2ndMCPin = 943.2
2ndMCPin - 2ndMCPout = 943.2
2ndMCPout - Anode = 583.2 

( locale setup for hippopotamus (2009,8,17) ) 
P.C = 3529.41
1st MCPin = 3344.47
1st MCPout = 2536.65
2nd MCPin = 1495.06
2ndMCPout = 1365.63