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ATLASソフトウェアのインストール

更新終了しました( 2016/2/17) ここの情報は古いかもしれません。

以下の作業は初回のみの作業なので再度行う必要はない。
メンテナンスに関してはATLASソフトウェアのメンテナンスを参照。

Athena、grid ToolなどはTier3パッケージを利用してインストールをする。 詳細はhttps://twiki.atlas-canada.ca/bin/view/AtlasCanada/ComputingPageを参照。
N研内ではatlasアカウントになってからすべてのインストール作業を行う。インストールディレクトリは /home/nbl/atlas 以下にする。

ATLASRLocalRootBase パッケージのインストール

  1. Gateway server(wdwarf1/wdwarf2)にログインし、atlasアカウントになる。
    $ ssh wdwarf1
    $ su - atlas
    $ bash
  2. ATLASRLocalRootBaseをインストールするディレクトリを作る。
    $ mkdir -p /home/nbl/atlas/cvmfs
  3. manageTier3SWパッケージをsvnからチェックアウトし、パッケージのディレクトリに移動する。このパッケージは/home/nbl/atlas上に配置する。
    $ svn co http://svn.cern.ch/guest/atcansupport/manageTier3SW/trunk userSupport/manageTier3SW
    cd ~/userSupport/manageTier3SW
  4. 先ほど作ったATLASRLocalRootBase用のディレクトリを指定してスクリプトを実行する。
    $ ./updateManageTier3SW.sh --installALRB=/home/nbl/atlas/cvmfs/
    自動的にATLASのoffline解析に必要なパッケージがチェックアウトされるのでひたすら待つ。

Athena, Data base fileのインストール準備

2013年からATLAS Local Root BaseはAthenaのインストールをサポートしなくなったので別途インストールを行う。インストール方法はATLASソフトウェアのメンテナンスを参照のこと。

Athena などは自動的にインストールされないのでインストールリストを編集して好きなリリースをインストールする。
スクリプトを実行してインストールリストファイルを作成する。

$ export ATLAS_LOCAL_ROOT_BASE=/home/nbl/atlas/cvmfs/ATLASLocalRootBase
$ cd $ATLAS_LOCAL_ROOT_BASE/utilities
$ ./createConfigurationFiles.sh

$ATLAS_LOCAL_ROOT_BASE/config以下に以下のファイルが出来るので適時編集する。

ALRB-athena-add.lis
ALRB-athena-current.lis
ALRB-athena-ignore.lis
ALRB-other-current.lis
ALRB-dbrelease-current.lis
ALRB-dbrelease-add.lis

Athenaのインストール

  1. Athenaを新たにインストール際には ALRB-athena-add.lis にAthenaのバージョンを書き込む。 例えば、17.2.7 をインストールしたい場合は以下の様にする。
    + AtlasOffline_17_2_7_i686_slc5_gcc43_opt
    + AtlasOffline_17_2_7_x86_64_slc5_gcc43_opt
    また、AtlasProduction、AtlasPhysis をインストールしたい場合は上のベースバージョンに加えて、サブバージョンを加える。以下は AtlasProduciton17.2.7.5、AtlasPhysics17.2.7.3の例。
    + AtlasPhysics_17_2_7_5_3_i686_slc5_gcc43_opt
    + AtlasProduction_17_2_7_5_i686_slc5_gcc43_opt
    + AtlasProduction_17_2_7_5_x86_64_slc5_gcc43_opt
  2. インストールスクリプトを走らせてチェックを行う。
    $ cd $ATLAS_LOCAL_ROOT_BASE/utilities
    $ ./parseConfigFiles.sh
  3. 問題なくスクリプトが走ったらインストールのオプションを付けて走らせる。
    $ ./parseConfigFiles.sh --doRun

計算機関係