sirius のバックアップ(No.4)


N研内部の Grid テストマシン。 メモリコントローラ内臓の Xeon を2つ搭載した CPU 重視型ラックマウントサーバ。 システムからは16コアあるように見える。(スゲー) メモリは16GBも搭載している。

マシンスペック

CPU:Xeon E5530 @2.40GHz Quad Core x2
RAM:16GB
HDD:500GB
64bit

SLC5のインストール

ネットワークインストール

ネットワークの設定でコケる。 マシンの固有の問題なのか??
回避法はカーソル移動をalt+Tabで行い、DNS -> Gateway ->IP Address -> mask の順に設定で回避できる。

しかし、proxy の設定ができないので、内部からのhttpネットワークインストールができない。

SLC5.3 DVD インストール

SLC5.3をインストールして5.4へupdateする。
SLC5.3はlcgtest01と同様にインストールできた。

ネットワーク設定

IP Address : 192.168.6.105
mask        : 255.255.255.0
Gateway   : 192.168.6.2
DNS         : 192.168.6.38

内部なので 192.168.6.xxx 。 分からない事があったら居波さんに確認。

パーティション設定

/        : 30GB
swap    : 32GB
/home  : 210GB
/afs     : 100GB
/tmp    : 100GB

/home, /afs は将来的にN研のhomeサーバと統合される。それを見越して容量を設定した。

proxy 設定

yum update をしたいが、そのままではN研内部から出られない。 いつも使っている proxy サーバを設定して外が見えるようにする。
以下のファイルを編集する。

/etc/yum.conf

以下を書き加える。

proxy=http://192.168.5.33:3128/ 

また、wgetする際には

/etc/wgetrc

を編集して以下を書き加える。

http_proxy="http://192.168.5.33:3128/"

環境変数でproxyを設定してもよい。

export http_proxy="http://192.168.5.33:3128/"

.bashrcに書いておけば、いちいち設定しなくともよい。

yum update

スーパーバイザー権限で

# yum update

エラーはなし。 かなり時間がかかるので放置しておく。

カーネルのアップデートが含まれるので、再起動する。 バージョンアップされたか確認するために以下のコマンドを確認。

cat /ect/redhat-release
Scientific Linux CERN SLC release 5.4 (Boron)

と表示された。 無事バージョンアップされた。

/afs以下のコピー

lcgtest01(暫定名)ではOpenAFSを使い他のマシンのディスクをマウントしている。 siriusではこのOpenAFSを使用せず、ローカルディスクに/afsディレクトリを作り、擬似的にAFSをマウントしているように見せる。
そのためには実際に/afsをマウントしているマシンと同じディレクトリ構造にして、同じファイルを配置しなければならない。

ディレクトリ構造

LXPLUSの/afs以下と同じようにフォルダを作りファイルを置く。 ATHENAが使えるように??

/afs/nagoya-u.jp/atlas/software/release/15.x.x

とバージョンごとにフォルダを作る。 またpacmanは

/afs/nagoya-u.jp/atlas/software/pacman/pacman-3.xx

に置く。

gcc4.3は

/afs/nagoya-u.jp/atlas/software/release/atlas-gcc/

にインストール 計算機関係