ROOTのホームページから VC++ 10 用のMSIをダウンロードしてくる。 VC++ 10 が必要なので Microsoft から ダウンロードしてインストール。
二次元電場シミュレーションソフト。なんと無料 !! xy平面(併進対称な3次元立体)はもちろん、円筒座標(回転対称な3次元立体)も計算可能。有限要素法で計算を行うので、誘電率の異なるものが混在するものでも計算できる。本当は3次元を扱える Maxwell 3D があればパーフェクトだが。。。高すぎる。。。
ansoft 社からユーザー登録すると無料でダウンロードできる。
Maxwell SV の使い方
CERN謹製のガスチェンバー用シミュレーションソフト。ワイヤーチェンバーなどの簡単な構造ならば、電場計算までできる。ただし、GEMなどの増幅、イオンフィードバックのシミュレーションを行うためには、Maxwell 3D などで計算した電場データを読み込んで使う。ガスチェンバーをやったことがある人ならば知っているであろうソフトウェア。
ところが、マニュアルは CERN のウェブページしか存在しない。使うのに結構苦労する。佐賀大、山本さんの修士論文にある程度の説明と、ソースあり。
山本さんのホームページのA.T.Field
A.T.Field ver.wakajun
TeX のエディタと GUI コンパイラの Windows 用。TeX 自体とは別のソフトで TeX 一式と divout 、 gsviewer は自分で独自にインストールする必要がある。
Windows の上でLinux kernel が動く!! 重い仮想ソフトやグラフィックがしょぼい Cygwin から解放される!!
コヤツの実態は「Ubuntu」なので色々なパッケージが利用できる。
ROOTもあるのでこれで解析ができる
古いバージョンではルーティングがうまくいかず、VPN がうまく使えなかった。 現在のバージョンでは VPN を起動するとそちらの経路を使える。
ubuntu にも ROOT(root-system) があるが、5.18 とかなり古い。 自分でソースから make すべし。
まず、svn からソースをチェックアウトしてくる
svn co http://root.cern.ch/svn/root/tags/v5-26-00e/ root5.26e
make する際に必要なライブラリを導入する以下のものでよいかな??
sudo apt-get install libgsl0-dev gsl-bin libxpm-dev libXpm libxft-dev g++ gfortran build-essential g++ libjpeg62-dev libtiff4-dev libxml2-dev libssl-dev libgnutls-dev libgmp3-dev libxmu-dev libpng12-dev libldap2-dev libkrb5-dev freeglut3-dev libxmu-dev fftw3 fftw3-dev python-dev libmysqlclient15-dev libgif-dev libungif4-dev libiodbc2 libiodbc2-dev
インストールが終わったら
sudo ./configure linux --enable-minuit2 --enable-roofit --enable-table --enable-gdml --enable-pgsql --enable-mysql
sudo を使うので linux の部分が必要らしい。 その後、おもむろに make する。
sudo make
もし2コア使うなら
sudo make -j 2
のように指定する。
最後にROOTにパスを通す。 いつもと同じように
export ROOTSYS="/usr/local/root5.26e" export PATH=${ROOTSYS}/bin:$PATH export LD_LIBRALY_PATH=$ROOTSYS/lib:$LD_LIBRARY_PATH
を .bashrc に書いておく。