ソフトウェア関係 のバックアップ(No.17)


JaxoDraw

ファインマンダイアグラムがGUIで描けるソフト、EPSとかで出力できるので論文などに貼り付ける場合に便利。
http://jaxodraw.sourceforge.net

ROOT

windows7 x64 にインストール

ROOTのホームページから VC++ 10 用のMSIをダウンロードしてくる。 VC++ 10 が必要なので Microsoft から ダウンロードしてインストール。 上の2点をインストールすれば即使える、パスとかの設定はやらなくて良いみたい。

解析コード

ROOTを参照

Maxwell SV

二次元電場シミュレーションソフト。 xy平面(併進対称な3次元立体)はもちろん、円筒座標(回転対称な3次元立体)も計算可能。 有限要素法で計算を行うので、誘電率の異なるものが混在するものでも計算できる。 ansoft 社からユーザー登録すると無料でダウンロードできる。

Garfield

CERN謹製のガスチェンバー用シミュレーションソフト。 ワイヤーチェンバーなどの簡単な構造ならば、電場計算までできる。 ただし、複雑な電場計算はできない。 複雑な電場中での増幅率の計算やイオンフィードバックのシミュレーションを行うためには、Maxwell SV/3D などで計算した電場データを読み込んで使う。 ガスチェンバーをやったことがある人ならば知っているであろうソフトウェア。
マニュアルは CERN のウェブページを元にする。 fortran ベースのプログラムで改造もできるが、使うのに結構苦労する。 佐賀大、山本さんの修士論文にある程度の説明と、ソースあり。
山本さんのホームページのA.T.Field

andLinux

Windows の上でLinux kernel が動く.
コヤツの実態は「Ubuntu」なので色々なパッケージが利用できる。 ROOTもあるのでこれで解析ができる
残念ながらwindows7 x64ではうまく利用できない様子。

VPNを使う

古いバージョンではルーティングがうまくいかず、VPN がうまく使えなかった。 現在のバージョンでは VPN を起動するとそちらの経路を使える。

ROOT を入れる

ubuntu にも ROOT(root-system) があるが、5.18 とかなり古い。 自分でソースから make すべし。

まず、svn サーバからソースをチェックアウトしてくる

svn co http://root.cern.ch/svn/root/tags/v5-26-00e/ root5.26e

make する際に必要なライブラリを導入する以下のものでよいかな??

sudo apt-get install libgsl0-dev gsl-bin libxpm-dev libxft-dev g++
           gfortran build-essential libjpeg62-dev libtiff4-dev
           libxml2-dev libssl-dev libgnutls-dev libgmp3-dev
                      libxmu-dev libpng12-dev libldap2-dev libkrb5-dev
                      freeglut3-dev libxmu-dev fftw3 fftw3-dev python-dev
                      libmysqlclient15-dev libgif-dev libungif4-dev libiodbc2
                      libiodbc2-dev

インストールが終わったら

sudo ./configure linux --enable-minuit2 --enable-roofit --enable-table --enable-gdml --enable-pgsql --enable-mysql

sudo を使うので linux の部分が必要らしい。 その後、おもむろに make する。

sudo make

もし2コア使うなら

sudo make -j 2

のように指定する。

最後にROOTにパスを通す。

source /usr/local/root5.26e/bin/thisroot.sh

を .bashrc に書いておく。