計算機関係 のバックアップ(No.57)


計算機セットアップ、整備のログ

  • lcgtest01
    Grid用のテストマシン。 ここでATLASに必要なテストを行う。
  • sirius
    N研内部のATLASテスト用マシン。 lcgtest01と対をなし、/afs以下を似せて作ってある。
    名前は「星の名前」シリーズ

N研で使うために

ATLASのOffline解析の環境を整えるためのメモ

ATLASソフトウェアのインストール

ATLASソフトウェアのセットアップ

ATLASソフトウェアのメンテナンス

2011年計算機更新ATLAS関係メモ

特にSLC関係、アトラスソフトウェア関係

N研ネットワークを個人PCから使う

  1. VPNを入れる
    クライアントソフトがアップローダにあるのでインストールする。(Windowns用、Mac用10.6以前)パスワードなどは聞いて。
    プロキシ(192.168.5.33:3128)を設定すると論文も見ることができる。
  2. プリンタドライバをインストールする。
    ApeosPort-IV C4475 (ドライバ) をインストールする。 インストールはプリンタのページを参照。VPN起動中のみ使用可能。
  3. homeディレクトリをマウントする
    nuheplネットワークに接続するときに「nuhepl\user」と共用計算機のパスワードを使用するとhomeディスクがマウントできる。 firewallの設定などを適切に行うことが必要なので少々面倒。 VPN起動中のみ使用可能。

CERNで使うために

CERN 内での SLC マシンのセットアップ

参考URL : http://linux.web.cern.ch/linux/scientific5/docs/install.shtml

AFSアカウントを使うマシンの構築

SLC であれば useraddcern を使うことで構築できる。

useraddcern --login LOGINID

で LXPLUS と同様のパスワード、グループ、ログインシェル、ホームが使える。

CASTOR(CERN Advanced STORage manager) command

rod local のデータはcastorに転送されてしまうのでここから拾ってくるれらのコマンドを使用

castor コマンド        unix コマンド
nsls                   ls
nsmkdir or rfmkdir     mkdir
nschmod                chmod
(rfcp                   cp)
rfdir (= nsls -l)      ls -l
rfrm (ファイル)        rm
rfrm -r (ディレクトリ) rm -r
rfrename               mv

2009/10/14からコピーには以下のコマンドを使用

xrdcp root://castoratlas//castor/cern.ch/grid/atlas/DAQ/muon/tgc/runNumber/134811.RodA01_00.run .

環境変数の設定をすると rfcp が使えるようになる様子

export STAGE_SVCCLASS=atlcal

ユーザーズガイド http://castor.web.cern.ch/castor/ug/

ファイル転送

scpを駆使してデータを拾ってくるかポートフォワードを使う。

  1. まず二個 terminal を開いて
  2. 一個目の terminal で
    ssh -N -L 22000:lxatut11:22 lxplus.cern.ch

    を実行。ログインする。 (ログイン後、何も入力ができない状態になります。)

  3. 二個目の terminal で
    scp -P 22000 wakajun@localhost:~/.bashrc ./
    を実行。lxatut 上の disk のファイルをとってこれます。 または、
    sftp -oPort=22000 wakajun@localhost
    でもOK。
    また、rsyncを使うときは以下のようにする。
    rsync -avuz -e 'ssh -p 22000' localhost:server_dir client_dir

簡単な解説

ssh -N -L 22000:lxatut11:22 lxplus.cern.ch

-N option はターミナルに入力を禁止するオプション。-L はポート転送を行うことをあらわすオプション。 lxplus.cern.ch を踏み台に使って、 local host の 22000 のポートと、 lxatut11 の 22のポートをつなぐ。 (22 ssh 用の port) ポートを指定して、 scp を行う。 localhost の 22000 番のポートにつなぐということは、 lxplus.cern.ch を経由して、 lxatut11 のポートにつなぐということ。

VNC Viewer

  • Real VNC
    本家のVNCを受け継いでいる。 Linux、Mac版もある。
  • Ultra VNC
    Windows特化のVNC Viewer。 x64のバイナリがある。

ログインサーバ

lxplus にログインするとほかのマシンにもログインできる。-Y オプションで GUI も使える。(何故か -X はダメ)

ssh -Y lxplus.cern.ch

これを経由してlxatut、atlasgw、tgcjpc、guarneriにログインする。 スクラッチディスクが

/tmp/wakajun

にあるのでファイルの移動の際にはここを使う。 ただし、オートマウントなので

ssh lxplusXXX.cern.ch XXX:数字3ケタ

で指定する必要あり。

lxatut

東大の計算機群、基本的にCERNのlxplusと同様に使えるが、homeが少し大きめで使いやすい。 quotaコマンドがうまく働かないのでduコマンドで容量を常に監視するようにする。
ログインは

ssh -Y lxatut01

lxatutの後に数字を指定する必要あり。

LXPLUSのログインシェルを変更する

普通のシステムなら"chsh"コマンドをすれば良いが、LXPLUSでは使えない。 https://espace.cern.ch/it-faqs/Lists/faqs/DispForm.aspx?ID=7

CRA tool を使うようにする。https://cra.cern.ch

プリンタ

KEK部屋にPhaser 8560が設置されているのでこれが利用できる。 詳しくはプリンタのページ。

Skypeを使う

CERNではP2Pの使用が厳しい。そのため、Skypeのポートを切り替える必要がある。 以下のように『ポートを50123に指定し、アップデートを常にせよ』とのこと。

* software configured to use port 50123
* supernode functionality disabled
* no local firewall exceptions for Skype
* Skype security patches kept updated

設定の参考になるページ https://espace.cern.ch/it-ff/Lists/Facts%20%20FAQs/DispForm.aspx?ID=74

CERNのwebサーバを使う

NICEアカウントが必要になる。 AFS 上のフォルダ、DFS (アップローダのようなもの)、Collaboration のワークスペース、Java site などの形式が選べる。 今回は簡単のために DFS を選択した。 手順は以下の通り。

  1. まず、http://webservices.web.cern.ch/webservices/ にアクセスして「Create new site」を選択する。
  2. 「Site category」の欄は「Personal homepage」を選択すると自動的に必要項目が埋められる。
  3. 「Site type」のところで「DFS」を選択する。
  4. 「I have read and agreed to the CERN Computing Rules」のチェックボックスにチェックをいれ、「create new site」ボタンをクリックする。

これでサイト自体はできたが、外からは見られない。 外から見られるようにするには以下の事をやる必要がある。

  1. 同様にhttp://webservices.web.cern.ch/webservices/ から「Web site configuration」を選択する。
  2. 「Allow content to be accessed from the web」にチェックを入れると外から見える。

その他

xtermでのキー操作の確認と設定

% stty -a

のようにすると現在の設定が表示される。
.login (csh/tcsh),.bash_profile (bash), .zshenv (zsh)に設定することでログインするとこのキーが有効になる。

stty erase '^H' stop undef

のように記述する。

削除をBSキーに割り当てる

% stty erase ^H

ターミナルのstopを使わない

emacsの癖でたまにCntrl-sをxtermで使ってしまい、stopしてしまうので誤動作防止の為にこの操作を受け付けないようにする。

% stty stop undef

LinuxでWide Displayを使う

Xorg.confに書き加える必要がある。 以下のページを参照 http://www.komoto.org/etc/wuxga.html
周波数の設定がミソらしい。

xorg.conf を自動で生成してくれるらしい。 root になってから以下のコマンドを実行する。

# Xorg -configure

これで /root のフォルダに /xorg.conf.new ができる。 指示にしたがってテスト

# X -config /root/xorg.conf.new

マウスカーソルが正しく表示されたらこれでOK。 終了するときは Ctrl-Alt-Backspace で戻れる。
次に xorg.conf.new を /etc/X11 にコピーする。 一応前の xorg.conf は取っておくべき。
最後に startx でちゃんと X が走るか確かめる。

参考ページ http://www.gentoo.org/doc/ja/xorg-config.xml

個人的計算機

  • ThinkPad T43
    IBM時代の最後のTシリーズ。 DDR2メモリに対応するも、HDDはPATAのまま。 チップセット的にはSATAであるので、パラレル−>シリアルのブリッジが入っている。 これが曲者で対応したファームウェアでないと「2010 Erorr」をはく。 BIOSでスキップ可能だが…
    最近無線LANカードが死んだ。。。
  • ThinkPad X61
    X60からのパームレストの発熱が改善されたが、まだまだ熱い困った奴。 最後のスクウェア液晶。 ただし、通常電圧C2Dなので同クラスでは敵なし。
  • MacBook Pro 15inch Corei7 2.5GHz, 8GB RMA, 160GB SSD搭載のマシン。全力で走ると熱が半端ない。