ATLASソフトウェアのインストール の変更点


&size(20){更新終了しました( 2016/2/17) };
ここの情報は古いかもしれません。


&size(20){&color(red){''以下の作業は初回のみの作業なので再度行う必要はない。''};};&br;
メンテナンスに関しては[[ATLASソフトウェアのメンテナンス]]を参照。
#contents
Athena、grid ToolなどはTier3パッケージを利用してインストールをする。
詳細はhttps://twiki.atlas-canada.ca/bin/view/AtlasCanada/ComputingPageを参照。&br;
N研内ではatlasアカウントになってからすべてのインストール作業を行う。インストールディレクトリは /home/nbl/atlas 以下にする。

*ATLASRLocalRootBase パッケージのインストール [#a19768d0]
+ Gateway server(wdwarf1/wdwarf2)にログインし、atlasアカウントになる。
 $ ssh wdwarf1
 $ su - atlas
 $ bash
+ATLASRLocalRootBaseをインストールするディレクトリを作る。
 $ mkdir -p /home/nbl/atlas/cvmfs
+manageTier3SWパッケージをsvnからチェックアウトし、パッケージのディレクトリに移動する。このパッケージは/home/nbl/atlas上に配置する。
 $ svn co http://svn.cern.ch/guest/atcansupport/manageTier3SW/trunk userSupport/manageTier3SW
 cd ~/userSupport/manageTier3SW
+先ほど作ったATLASRLocalRootBase用のディレクトリを指定してスクリプトを実行する。
 $ ./updateManageTier3SW.sh --installALRB=/home/nbl/atlas/cvmfs/
自動的にATLASのoffline解析に必要なパッケージがチェックアウトされるのでひたすら待つ。

**Athena, Data base fileのインストール準備 [#va4d72f0]
&size(20){ &color(red){''2013年からATLAS Local Root BaseはAthenaのインストールをサポートしなくなったので別途インストールを行う。インストール方法は[[ATLASソフトウェアのメンテナンス]]を参照のこと。''};};~

Athena などは自動的にインストールされないのでインストールリストを編集して好きなリリースをインストールする。&br;
スクリプトを実行してインストールリストファイルを作成する。
 $ export ATLAS_LOCAL_ROOT_BASE=/home/nbl/atlas/cvmfs/ATLASLocalRootBase
 $ cd $ATLAS_LOCAL_ROOT_BASE/utilities
 $ ./createConfigurationFiles.sh
$ATLAS_LOCAL_ROOT_BASE/config以下に以下のファイルが出来るので適時編集する。
 ALRB-athena-add.lis
 ALRB-athena-current.lis
 ALRB-athena-ignore.lis
 ALRB-other-current.lis
 ALRB-dbrelease-current.lis
 ALRB-dbrelease-add.lis

***Athenaのインストール [#g86f4150]
+Athenaを新たにインストール際には ALRB-athena-add.lis にAthenaのバージョンを書き込む。
例えば、17.2.7 をインストールしたい場合は以下の様にする。
 + AtlasOffline_17_2_7_i686_slc5_gcc43_opt
 + AtlasOffline_17_2_7_x86_64_slc5_gcc43_opt
また、AtlasProduction、AtlasPhysis をインストールしたい場合は上のベースバージョンに加えて、サブバージョンを加える。以下は AtlasProduciton17.2.7.5、AtlasPhysics17.2.7.3の例。
 + AtlasPhysics_17_2_7_5_3_i686_slc5_gcc43_opt
 + AtlasProduction_17_2_7_5_i686_slc5_gcc43_opt
 + AtlasProduction_17_2_7_5_x86_64_slc5_gcc43_opt
+インストールスクリプトを走らせてチェックを行う。
 $ cd $ATLAS_LOCAL_ROOT_BASE/utilities
 $ ./parseConfigFiles.sh
+問題なくスクリプトが走ったらインストールのオプションを付けて走らせる。
 $ ./parseConfigFiles.sh --doRun

[[計算機関係]]