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学部4年生がKEKのPF-AR測定器開発テストビームラインにて卒業研究を行いました

12月10日から13日にかけて、高エネルギー加速器研究機構(KEK)のPF-AR測定器開発テストビームラインにて、学部4年生5名が卒業研究を行いました。今回のビームテストでは、新型高時間分解能光検出器のGasPMとミューオン線型加速器で加速されたビームの時間構造を測定するモニタに対し性能評価を行いました。テストビームラインでは、電子ビームを使用して高レートでの信号増幅率測定を行うとともに、2つの検出器の信号検出の時間差を測る飛行時間測定から時間分解能の評価を実施しました。本測定に向けては実験の考案から検出器の製作、シミュレーションに至るまで自分たちで計画を進め、KEKでの測定に臨みました。4年生にとっては初めてとなるビームラインを用いた実験で困難もありましたが、多くの方々の協力があり、測定を無事に終えました。現在は実際に取得したデータの解析を進めています。

本実験を行うにあたり、KEKの加速器科学インターンシップのご支援及びKEKスタッフの方々のご協力をいただきました。また、学部4年生のJ-PARC見学の際にJ-PARCのスタッフの方々にご協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

実験を行ったN研メンバーとご協力いただいたKEKの皆様
前列左から、千葉さん、上田さん、市川さん、近藤さん、糀さん、
後列左から、大谷さん(KEK)、鷲見さん、堀井さん、大久保さん、松岡さん(KEKとのクロスアポイントメント)
朱色の架台に設置されている物が本実験で利用したセットアップ
(左)  ガスボンベを固定する上田さん、千葉さん
(中央) 検出器を固定するアルミフレームを組み立てる糀さん、近藤さん
(右)  GasPMを固定する市川さん

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