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LHC-ATLAS実験 これまでの成果に関するセミナーを開催します。

名古屋大学が参加しているLHC-ATLAS実験では、8 TeV(2011年までは7 TeV)という世界最高の衝突エネルギーを誇る陽子陽子衝突型加速器LHCにおいて、2010 年3月から物理データを収集してきました。2013年からは約2年間にわたって加速 器の運転を止め、加速\器および検出器のアップグレードを行います。2015年から加速器の運転を再開し、衝突エネルギーをさらに13 TeVもしくは14 TeVまで引き上げてさらに高いエネルギー領域における標準模型の検証や新物理探索を行う予定です。
これまでの3年間で、ヒッグス粒子らしき新粒子の発見や高エネルギー領域での標準模型の検証など、LHC-ATLAS実験は非常に多くの重要な成果を上げました。これらの成果に関し、以下のようなセミナーを開催します。

題 目: LHC-ATLASの最新結果
講 師: 青木 雅人(N研特任助教)、長谷川 慧(N研研究員)
日 時: 5月22日(水)15:30-
会 場: ES館 ES635
概 要:
LHC-ATLASでは陽子陽子衝突データを用いた素粒子実験により、標準理論を越えた新物理の発見を目指した研究が行われている。2012年までには重心系エネルギー7 TeVと8 TeVで計25 fb-1のデータを蓄積した。2015年から開始する前人未踏のエネルギー13 TeVでの実験に先立ち、これらデータを用いて現在の素粒子標 準理論を検証することが重要である。本講演ではATLASの最新結果について、標準模型の検証がどこまでの精度で行われているか、また、昨年確認された質量125 GeVのヒッグスらしき信号についてどこまで理解されてきたかを報告する。

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