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受賞

ROOT講習会2020に参加し、コンテストでN研の学生が優秀賞に選ばれました

4月30日から5月28日にかけて、オンライン上で宇宙素粒子若手の会 (YMAP) 主催の ROOT講習会2020 が開催され、様々な大学の学部2年生から博士後期課程2年生までの約170人が参加しました。

ROOTは、欧州原子核研究機構によって開発されているデータ解析フレームワークです。 今回の講習会では、コンピュータやROOT、C++の基礎の理解を目指し、全5回の講義が行われました。 本研究室からも、学部4年生6名と博士前期課程1年生3名が参加しました。 リモート開催ではありましたが、ビデオ会議システムやチャットツールの活用による実習課題の進捗の確認や質疑応答を通し、参加者は研究に不可欠なデータ解析技術の習得に努めました。

また、講義の中で行われた、各自でテーマを決めてデータ収集およびROOT解析を行う自由研究コンテストでは、 本研究室の上出千隼君が「ROOTを使った人工生命体Tierraの解析」のレポートで優秀賞に選ばれました。 彼はこのレポートで、1990年代に生物学者トマス=レイが開発したTierraという人工生命体プログラムを使い、 人工生命体を育ててある程度増えた時点での個体数と種族、体長の関係をROOTでヒストグラムを書いて解析しました。 受賞した上出君は、「ヒストグラムで一種だけおかしな分布を見せる種族があり、それを詳しく調べたところ、 tierraの特筆すべき点としてよく挙げられる『寄生種』だということが判明したのが個人的に嬉しかったです」とのコメントを寄せてくれました。 上出君、おめでとうございます!

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