9月15日(月)から9月18日(木)にかけて、オンラインにて
日本物理学会 2020年秋季大会
が行われました。
本研究室からは12名が研究成果を報告しました。 発表内容は以下からご覧いただけます。
〈 ATLAS実験 〉
中浜 優 「
LHC-Run2全データでの超対称性探索最前線とLHC高輝度運転の測定器開発状況」(企画講演・講演番号16aSD-2)
脇田 萌 「
LHC-ATLAS実験Run-3に向けたマルチスレッド対応ミューオントリガーのためのモニタリングツール開発」(講演番号16pSF-3)
山田 敏大 「
高輝度LHC-ATLAS 実験に向けたTGC検出器のタイミング調整用ASICの量産品検査システム構築」(講演番号16pSF-6)
加納 勇也 「
高輝度LHC-ATLAS実験に向けたTGC検出器読み出しファームウェアの開発」(講演番号16pSF-8)
綿井 稜太 「
高輝度LHC-ATLAS実験に向けた初段ミューオントリガーの多チャンネル信号処理ファームウェアの開発」(講演番号16pSF-9)
〈 Belle II実験 〉
前原 真心 「
Belle II実験高輝度化に向けたSiPMを導入したTOPカウンターの性能の見積もり」(講演番号15pSF-10)
児島 一輝 「
Belle II実験TOPカウンターの衝突データを用いた光子検出能力安定性の評価と最新の運転状況」(講演番号17aSE-3)
原 舜基 「
ニューラルネットワークを用いたBelle II実験TOPカウンター粒子識別アルゴリズムの開発」(講演番号17aSE-5)
周 啓東 「
Belle II実験の新読み出しシステムにおけるスローコントロールの開発と評価」(講演番号17aSE-9)
都築 識次 「
Belle II実験におけるLepton Flavor Violation過程 tau -> l V0の研究」(講演番号17pSE-6)
〈 J-PARC E34(muon g−2/EDM)実験 〉
四塚 麻衣 「
J-PARC E34実験:低エミッタンスミューオンビーム実現に向けた高時間分解能バンチ幅モニタの性能向上」(講演番号17aSD-1)
〈 検出器開発 〉
大久保 亮吾 「
ガス増倍型の新しい光検出器GasPMのガス増倍特性の研究」(講演番号15pSF-9)
さらに、本学会にてシンポジウム「フレーバー物理の手法で切り拓く新しい素粒子物理の現状と展望 Status and prospects of new physics search in flavor physics」が開催され、
飯嶋徹教授が冒頭の
導入講演を行うとともに、
Alessandro Gaz特任准教授(KMI)がB中間子のレプトンを含む崩壊で見られているアノマリーについて以下の題目で講演を行いました。
Alessandro Gaz 「
Status and prospect of anomalies in b → c τ- ντ and b → s μ+ μ- transitions」(一般シンポジウム講演・講演番号16pSD-7)