11月24日(火)から11月27日(金)にかけて行われた Flavor Physics Workshop 2020 にて、N研の博士前期課程学生4名が研究発表を行いました。
本学会はクォークやレプトンのフレーバーに関する物理をテーマとした研究会です。 日本の機関に所属する当該分野の理論・実験の研究者が多く集い、最新の研究動向を共有します。 今回はオンラインで開催され、最大で100名を超える研究者がZoom上に一同に集いました。 学会中は学生・若手研究者による研究発表や第一線で活躍されている研究者からの講義に加え、 本年のノーベル物理学賞に選出されたPenroseの業績に関する講義もあり、 幅広いテーマで素粒子のフレーバーを扱う物理への理解を深めました。
N研の学生の発表内容は以下からご覧いただけます。
鷲見 一路 「
KEKテストビームライン建設に向けたビーム輸送シミュレーション」
原 舜基 「
ニューラルネットワークを用いたBelle II実験TOPカウンター粒子識別アルゴリズムの開発」
前原 真心 「
Belle II実験高輝度化に向けたSiPMを用いたTOPカウンターの実現可能性の検討」
大久保 亮吾「
大型・安価・高時間分解能の新型光検出器GasPMの開発」
また、研究発表では主催者の審査により ベストトーク賞 が選出され、本研究室の博士前期課程1年 鷲見 一路君が受賞しました! おめでとうございます。