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Journal of High Energy Physics誌に論文が掲載されました

中浜優准教授(KMI)が解析グループ責任者としてまとめた論文 「Search for squarks and gluinos in final states with jets and missing transverse momentum using 139 fb−1 of √s=13 TeV pp collision data with the ATLAS detector」 [DOI:10.1007/JHEP02(2021)143] がJournal of High Energy Physics誌に掲載されました。

本研究は強い相互作用で生成される超対称性粒子の探索を行なったもので、いくつかの特徴的な変数を用いて細かくビン分けを行い同時にフィットする手法とBoosted Decision Tree (BDT)という機械学習を取り入れた手法を新たに導入することで、"完璧な解析"を実現しました。 超対称性粒子の発見には至りませんでしたが、従来理論的に好まれていた多くの超対称性模型を棄却し、理論側の模型拡張や実験側の探索戦略双方に対して今後の新物理研究の進むべき方向性を示しました。 詳細は、ATLAS実験による解析記事(英語)をご覧ください。 また、ATLAS実験では当論文の結果を再解釈することにより、同様の終状態を持つ様々な新物理モデルの探索も今後行われます。乞うご期待ください。

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