「素粒子現象から巨大構造物までを透視するマルチスケールミューオンイメージングの創成」(略称「ミューオン可視化(MSMI)」)の研究領域において、9/3(土)に第1回MSMI領域会議、9/4(日)にマルチスケールミューオンイメージング研究会2022が名古屋大学で開催されました。

この研究は学術変革領域研究(B)において採択され、素粒子物理学、土木工学、加速器科学の専門家が集結し、ミューオン検出技術およびミューオン加速技術を高度化するとともに、可視化対象を拡張することで、基礎研究から応用研究、将来の社会実装までを目指してミューオンイメージングを変革することを目的としています。研究計画は全4つからなり、そのうち1つの代表を堀井泰之准教授が務めています。領域会議では堀井さんが研究計画報告を行い、研究会では実際に研究を進めている本研究室の学生が発表を行いました。発表内容は以下の通りです。

〈 全体報告 〉
堀井　泰之　「A01: 計画研究報告」

〈 研究計画A01　素粒子 〉
和田　有咲　「01-01　ガス検出器を用いた高速ミューオン検出器の改良とその応用」
橋本　大輔　「01-03　ATLAS実験のガス検出器回路の放射線耐性試験」

〈 研究計画A04　ミューオン加速 〉
茨木　優花　「04-02　低速ミューオンの加速(IH-DTL)」
鷲見　一路　「04-04　高速ミューオンの加速(DLS)」

集合写真