11/7から11/10にかけて静岡県伊豆の国市で行われた研究会
Flavor Physics Workshop 2022 (FPWS2022)
にて、博士後期課程の児島一輝さん、大久保亮吾さん、鷲見一路さん、前田朱音さん、ミケーレ・アヴェルサーノさんと、博士前期課程の安達佑也さんが口頭発表を行いました。
また世話人として、N研のスタッフである居波賢二准教授、吉原圭亮特任准教授、周啓東特任助教が運営に貢献しました。
3年ぶりの現地開催となった本研究会は、フレーバー物理が中心のテーマになっています。大学院生と若手研究者が、理論と実験の両方に関して基礎から最先端の研究までを俯瞰的に学び、理解を深めることを目指しています。理論や実験の第一線で活躍されている研究者の方々による修士課程学生向けの講義(素粒子物理学入門、測定器・加速器、Belle Ⅱ実験、関連する物理の理論・実験)と、学生や若手研究者を中心とした口頭・ポスター発表が行われました。
研究発表では参加者投票により ベストトーク賞が選出され、本研究室の博士後期課程3年 児島一輝さんが受賞しました。
N研の学生の発表内容は以下からご覧いただけます。
児島 一輝「
Belle Ⅱ実験189 fb-1データにおけるハドロニックタグを用いたR(D*)測定の系統誤差推定
」
大久保 亮吾「
Belle Ⅱ実験におけるB0→ρ+ρ-の崩壊分岐⽐と縦偏極率の測定
」
鷲見 一路「
J-PARC muon g-2/EDM実験に向けたミューオン加速器高速部の開発
」
前田 朱音「
Belle Ⅱ実験TOPカウンターにおけるシミュレーションによるSiPM実装方法の研究
」
ミケーレ・アヴェルサーノ「
Beam loss at SuperKEKB: an analysis with the new loss monitor system for the Belle Ⅱ experiment
」
安達 佑也「
Belle Ⅱ実験TOPカウンターにおけるMCP-PMTの量⼦効率変動の評価
」

集合写真

受賞者の児島一輝さん