12/4(月)から12/8(金)にかけてアメリカのルイビルで開催された国際会議 The 17th International Workshop pn Tau Lepton Physics (TAU2023) にて、居波賢二准教授が口頭発表を行いました。
この国際会議はタウ粒子の物理に焦点を置いた会議で今回で17回目を迎えました。本会議では、タウ粒子の性質の測定やレプトンフレーバー普遍性の検証、レプトンフレーバーの破れを伴う現象の探索などの最新結果のほか、関連してg−2測定やニュートリノ振動実験の結果も報告されました。理論と実験の両分野から研究者が参加し、これら最新結果のレビューを行ってさらなる研究の方向性について議論を交わしました。 居波さんは、Belle実験におけるタウ粒子の電気双極子モーメントの測定結果を報告するとともに、Belle II実験の大統計データと精密な崩壊点検出器を利用した今後の測定精度向上の展望を発表しました。 発表内容は以下からご覧いただけます。
居波 賢二 「 Status and prospects of measuring Electric Dipole Moment of tau lepton 」