5/16(木)から5/18(土)にかけて滋賀県彦根市で第12回高エネルギー物理春の学校が開催されました。 N研からはスタッフ1名、学生8名が参加し、堀井泰之准教授が講義を、学生が口頭発表やポスター発表を行いました。
春の学校は、素粒子物理学実験の面白さを伝えることや、大学院生を中心とした若手研究者による議論を通じて、大学・実験・学年の垣根を越えて縦と横の繋がりを広げることを目的にして、戸本誠特任教授ら様々な機関の研究者からなる世話人によって2011年から開催されています。 参加学生による研究発表や討論会、スタッフによる質の高い講義が設けられ、学生同士の交流を深めるための良い機会となりました。
春の学校のホームページはこちらからご覧頂けます。
また、発表内容は以下からご覧いただけます。
堀井 泰之 「講義:ATLAS実験」
市川 忠樹 「ガス増倍型光検出器GasPMにおける光電面の影響についての研究」
上田 晃市 「ガス増倍型高時間分解能荷電粒子検出器の
CsI光電面を使用した性能試験」
北田 隼也 「クラインゴルドン方程式とディラック方程式」
糀 翔太 「ミューオンビームモニタ利用に向けたチェレンコフ輻射体付きMCP-PMTの電子ビームを用いた検証」
近藤 彩夏 「J-PARC muon g-2/EDM測定実験に向けたバンチ幅モニタの評価とデジタイザーの特性についての研究」
千葉 公太郎 「ガス増倍型光検出器GasPMの光子・電子入射レート耐性の向上」
間仁田 省吾 「超微粒子原子核乾板による地下環境中性子測定に向けた小型ラドン検出器と活性炭フィルターを用いた空気中ラドン除去性能の評価」
Bela Urbschat 「\(B \rightarrow K\pi \) 崩壊におけるニューラルネットワークを使った軽いクオークの対生成\((e^{+}e^{−} \rightarrow qq)\)からくるバックグラウンドの抑制」