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Optics and Lasers in Engineering 誌に論文が掲載されました

昨年度N研で修士号を取得した北田隼也さんが取り組んだ、SuperKEKB加速器の高速ビームアボート(Fast Abort)システムに向けたレーザー技術に関する研究成果が、国際学術誌 Optics and Lasers in Engineeringに掲載されました。

本研究では、北田さんをはじめとするKEKおよびCERNの研究者らが、KEKの線形加速器(Linac)クライストロンギャラリーを利用し、420 mに及ぶ長距離レーザー伝送試験を実施しました。 実験では、ベッセルビーム様の構造を持つ構造化レーザービーム(Structured Laser Beam, SLB)を用い、長距離伝送後のビーム中心領域に集中する光パワーが、レーザー生成条件や照明条件によってどのように変化するかを評価しました。その結果、ビームのエネルギー分布を制御することで、中心領域への光パワー集中を3倍以上高められることを実証しました。 本研究は、SuperKEKB加速器における高速ビームアボートシステムをはじめとする、長距離にわたる高精度レーザー伝送技術の実現に向けた重要な成果です。

論文情報:
Martin, D., et al. "Tailoring the power distribution of long-distance propagating Bessel-like structured laser beams via selective illumination"
[Optics and Lasers in Engineering, Volume 206 (2026), 110025. DOI: https://doi.org/10.1016/j.optlaseng.2026.110025]

北田さんがLINACのギャラリーでレーザーのアラインメント作業をするところ。PHSで離れたところにいる共同研究者と連絡をとっています。

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