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LHC 運転再開・ATLAS検出器でのビーム由来粒子の検出に成功!
メンテナンスを進めてきたLHC加速器が遂に運転を再開し、ATLAS 検出器でも
ビームの二次・三次粒子粒子の検出に成功しました。
コントロールルームにはビーム到着を待ち望んでいた研究者たちが詰めかけ
その瞬間を固唾をのんで見守り、
イベントディスプレイにビームイベントが表示されると
歓喜の声がわき起こりました。
当日のコントロールルームの様子やイベントディスプレイは
ATLAS 公式ウェブページ(英語)
でご覧いただけます。
今回のビームデータにより
これまで進めて検出器のハード・ソフト両面からの構築、
また宇宙線を使っての検出器コミッショニングが正しく進められてきた事が確認できました。
しかしまだまだ気を抜く事はできません。
現場の緊張した空気の中、
2週間後に予定してる900GeVでの衝突、さらにそれに続く
高エネルギーでの実験開始に向け研究を進めています。