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2010年 LHC 加速器始動

2010年初のビームが 2月28日午前2時、ATLAS 検出器に到達しました。 昨年同様、まず陽子ビームをATLAS 検出器上流140mの地点でビームパイプ内に設けた ターゲット(コリメータ)に衝突させ、 生成した二次粒子をATLAS検出器全体に入射する"スプラッシュ"が行われました。 私たちが主に関わっている TGC検出器でも、このイベントの検出に成功し 、現在タイミングアライメントなどの解析を進めています。

LHC加速器はその後ビームのリング周回に成功し、 今後は3月15日前後に重心系エネルギー900GeVでの の衝突を、3月末には7TeVでの衝突を予定しています。

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