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2011年LHC-ATLAS 実験データ解析の最新結果

LHC-ATLAS 実験での2011年のデータ収集は順調に進んでおり、 すでに収集したデータは 2010年の30倍以上に達しています. そのデータ解析が進み、ATLAS からも多くの測定成果が国際会議等で公表されています. 名古屋大学のグループは、 奥村君を中心にダイレプトン終状態を用いた トップクォーク生成断面積の測定の研究に貢献をしており、その最新の研究成果が ATLAS 実験グループより公表されています. 本研究では、検出器応答の正確な理解にもとづき、 高い測定精度での7TeV の陽子陽子衝突におけるトップクォークの生成確率の評価を実現しました. 右図は LHC-ATLAS 実験より公表されている、本研究の最新の実験結果です. 複数の崩壊モード、また複数の手法でデータ解析の結果がまとめてあります. また図中の黄色の帯は標準模型の理論計算による予想値を表しており、 今回の測定結果で、実験・理論の誤差の範囲内で一致することが確かめられました.本研究成果は、2011年7月にフランスのグルノーブルで開催された国際会議 EPS-HEP2011において報告されました.

LHC-ATLAS実験グループの公開資料 (英語)

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