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ヒッグス粒子探索の最新結果

名古屋大学が参加しているATLAS実験 と、同じく LHC 加速器を用いた CMS 実験は、昨年 7月に発見を発表した粒子の詳細な検証を進めてきました。そして、新粒子の量子力学的性質(スピン、パリティー)が予言されているヒッグス粒子のそれと一致することが十分に確認できたことから、これまでの本粒子と他の粒子との相互作用の研究結果と総合し、14日にモリオン国際会議にて「新粒子がヒッグス粒子であることを強く示唆している。」と発表しました。今後はさらに精密な検証をおこない、このヒッグス粒子が素粒子標準模型のヒッグス粒子かどうかの検証を進めていきます。

今年から LHC 加速器は二年のメンテナンス期間に入り、 2015 年からは 陽子衝突エネルギーをこれまでの 8 TeV から 13 TeV あるいは 14 TeV にまで引き上げた実験を開始します。N研究室はこれまで ATLAS 検出器の運転と物理解析とを進めてきており、さらに ATLAS 検出器をアップグレードプロジェクトにも携わっています。今後も、ATLAS 実験/N研究室からのヒッグス粒子や素粒子標準模型を越えた新物理探索の研究結果にご注目ください。

プレスリリース(英語・日本語)

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