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高輝度LHC実験用μ粒子トリガー回路のビームテストを実施しました!

高輝度LHC実験は、現在稼働中のLHC実験よりも7倍高いビーム輝度で陽子・陽子衝突を起こし、新しい素粒子現象を観測するとともに、ヒッグス粒子などの標準模型の精密測定を行うための実験です。2026年からの開始を目指し、新しい検出器や回路の開発を進めています。私たち名古屋大学グループは、μ粒子トリガーの回路開発を主導しています。10月18日から11月14日にかけて、ドイツ・マックスプランク研究所、アメリカ・ミシガン大学、日本・KEKなどと共同で開発・製作したμ粒子トリガー回路の試作機の動作試験をCERN SPS加速器の荷電粒子ビームを用いて行いました。基本的な設計思想が高輝度LHC実験で利用出来るものであることを立証するとともに、今後の開発に向けた問題点も明らかになりました。ビームテストの研究模様はこちらのリンクからご覧頂けます。
また、このビームテストの研究成果は、11月14日から18日まで開催されたアップグレード共同研究者会議で博士前期課程1年の川口さんが発表しました。初めての英語の発表でしたが、堂々とした立派な発表ができました。

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