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学部4年生がJ-PARCの物質・生命科学実験施設にて卒業研究を行いました

1月16日に大強度陽子加速器施設(J-PARC)の物質・生命科学実験施設(MLF)にて、 学部4年生2名がミュオンビームの飛行時間測定を行いました。 この卒業研究は、世界初のミュオン線形加速に向けた加速ビームの時間構造を診断するモニタの開発と評価を目的としています。 4年生は、このモニタの検出部として、 高時間分解能を持つ光検出器(MCP-PMT)に着目し、 より高時間分解能を引き出すためのチェレンコフ輻射体をシミュレーションに基づき選定し、 モニタを製作しました。 これを実証するためにミュオンビームを用いた実験を自分たちで計画し、 初めての経験となるビームラインでの実験でミュオン入射に対する信号電荷量と時間分解能を評価するための飛行時間を測定しました。 現在は取得データの解析を行っています。

本実験を行うにあたり、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の加速器科学インターンシップのご支援及びJ-PARC MLFのご協力をいただきました。 お世話になった方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

前列左から、茨木さん、菊池さん、梅垣さん(KEK IMSS)、
後列左から、周さん(YLC/KMI)、安達さん、居波さん、(撮影:鷲見さん)


信号線の配線を行う茨木さん 架台を組み立てる菊池さん

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