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ATLAS実験のTGC検出器をCERNから名古屋に運びました

欧州原子核研究機構(CREN) で行っているATLAS実験では、2021年に、New Small Wheel(NSW)と呼ばれる新型検出器を導入しました。NSWの導入に伴って、内層で使用していたFIタイプのThin Gap Chamber(TGC)は、これまでの役割を終えました。

2022年8月2日、ATLAS実験での役割を終えたFIタイプのTGC検出器2枚を、名古屋大学の実験室に搬入しました。今後、搬入した検出器を使って、2029年に開始するデータ取得期間(Run4)で使用予定の電子回路の動作検証を行います。また、大面積、高速応答の特徴をミューオンイメージングに活用するための研究を行う予定です。

ヒッグス粒子の発見(2012年)とその性質の精査において、TGC検出器は重要な役割を果たしました。その検出器の実物が、当研究室の実験室にあります。学部生の見学、歓迎します。 ご希望の方は、下記のメールアドレスにご連絡ください。

n-contact_at_hepl.phys.nagoya-u.ac.jp  "_at_"を@に置き換えてください。

搬入の様子 FIタイプのTGC検出器

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