高エネルギー加速器研究機構(KEK) で行っているBelle II 実験では、Time-Of-Propagation (TOP) カウンターと呼ばれる巨大な石英ガラスで構成される粒子識別装置を使用しています。
2022年9月1日、TOP カウンターの試作初号機を茨城県つくば市から名古屋大学の実験室に搬入しました。これまでSpring-8におけるビームテスト(アルバム1、2)やKEKにおける読み出し回路試験でこの試作初号機を使用してきました。今後、この試作初号機を使用して検出器の研究開発を行う予定です。
Belle II 実験での粒子識別において、TOP カウンターは重要な役割を果たしています。その検出器の実物が、当研究室の実験室にあります。学部生の見学、歓迎します。 ご希望の方は、下記のメールアドレスにご連絡ください。
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クレーンを用いた搬入の様子 | 運搬用フレームに覆われたTOP カウンター (プロトタイプ) |