9月26日(火)から9月28日(木)にかけて、イタリアのパドヴァで開催された国際シンポジウムDMNet international symposiumにて、博士前期課程の和田有咲さんがポスター発表を行いました。3回目となる今回のテーマは、加速器物理学における暗黒物質研究です。加速器による暗黒物質の直接生成は、暗黒物質の直接・間接検出を補完し、暗黒物質の本質を明らかにする方法の一つです。現在行われている実験と理論の最新結果のまとめや、将来実験に向けた研究開発について発表がありました。和田さんは、ATLAS実験において暗黒物質探索の感度向上に貢献する、新型検出器の性能評価の結果について報告しました。 ポスター発表では参加者投票によりベストポスター賞が選出され和田さんが受賞しました。発表内容は以下からご覧頂けます。

和田 有咲  「Performance evaluation and electronics development of a new inner-station TGC detector for the ATLAS experiment at HL-LHC」