2026年6月4日、Belle II実験*1は、前身のBelle実験を上回るΥ(4S)(ウプシロン4S)共鳴データを蓄積しました。蓄積したデータ量を示す指標である積分ルミノシティは 757 fb-1(フェムトバーン逆数)に達し、Belle実験の711 fb-1を上回りました。
今回の記録更新は、SuperKEKB加速器のルミノシティ向上およびBelle II実験の測定器性能の向上がもたらした成果です。 SuperKEKBはこれまでに突発的なビームロス*2をはじめとする課題に直面し電流増加が困難な状況にありました。しかしその原因究明と理解が進み、2025年末以降安定した運転が可能になりました。 本記録更新にはN研の学生およびスタッフがBelleII実験光検出器TOPカウンターの運転やメンテナンス、SuperKEKBにおけるビームロスモニターの運転やビーム位置のモニターの開発など重要な貢献をしています。
詳細については公式記事をご覧ください。
SuperKEKBとBelle II 検出器による世界最大のΥ(4S)データ蓄積達成記念 -電子陽電子加速器コントロール棟にて-

